前回の話

 俺は、射精の快感が強すぎて腰が抜けそうだ。いままでしてきたセックスやオナニーよりも、快感が強い。絵理奈は、高田さんの大きすぎるペニスをくわえながら、ディルドを動かし続けている。脚をピンと伸ばしたまま、狂ったように動かしている。
 もう、何度オルガズムに達したのだろう? いままで、中イキしたことはないと言っていた。それは、俺とのセックスではイッた事はなかったということだ……。ショックを受けるが、それ以上に申し訳ない気持ちも膨らむ。
 俺の物とさほど変わらないサイズのディルドで、こんななにも感じている。俺も、やりようによっては絵理奈をオルガズムに導くことが出来たということだ。技量不足を反省するしかない……。


「欲しい……入れて欲しいです。我慢できない……こんなの見たら、欲しくておかしくなっちゃう」
 絵理奈は、懇願している。欲しくて仕方ないという表情で、ひたすらに挿入をねだっている。
「ご主人の許可をもらわないと」
 高田は、淡々とした口調で言う。この状況でも、興奮しているような雰囲気がない。ただ、そのペニスだけは大きく勃起している。俺の物よりも、一回りは大きい。パッと見た印象は、ペットボトルだ。缶コーヒーのロング缶よりも、太くて大きく見えてしまう。

「パパ……入れてもらっても良い? 欲しい……我慢できないの。ごめんなさい」
 絵理奈は、泣きそうな顔で聞いてくる。でも、俺が射精を終えたペニスを握りしめているのを見て、呆れたように笑う。
「パパも楽しんでくれてたんだね。全然気がつかなかった」
 絵理奈は、本当にホッとした顔になっている。そして、もう一度聞いてきた。
「入れても良い? パパも、もっとオナニーして良いよ。私が他の人に抱かれるの見て、オナニーしたいんでしょ? 楽しんでね」
 絵理奈は、すっかりとキャラクターが変わってしまったようだ。挑発的で、妖艶な雰囲気……その笑みを見ていると、ドキドキしてしまう。俺は、弱々しくうなずくことしか出来なかった。

「良いって。高田さんのおちんちん、入れてください。でも、入るかな? こんな大きいの、ちょっと怖いな……」
 絵理奈は、そんなことを言いながらも、期待に目が輝いているような表情をしている。
「どの体位がいい? どれが好き?」
 高田も、やっぱり砕けた口調で聞く。最初の時の丁寧な口調は、すっかりと消えている。
「そ、その……後ろから……して欲しいです」
 絵理奈は、顔が真っ赤になっている。はしたないおねだりをして、羞恥心が大きくなっているようだ。
「じゃあ、おねだりしてみて。どんな風におねだりするのか、見てみたい」
 高田さんは、そんなことを言い始めた。彼も、すっかりとキャラクターが変わってしまったみたいだ。
「うぅ……恥ずかしいよ……」
 絵理奈は、恥ずかしそうに言いながらも後ろを向いて施術台に両手を付く。そして、立ちバックの体勢になりながらお尻を突き出した。ドキッとするような姿だ。こんな姿を、他の男にさらしている。止めるべきだと思うのに、俺はペニスをしごいてしまう。

「高田さんの大っきなおちんちん、絵理奈の中に入れてください」
 絵理奈は、顔を真っ赤にしながらおねだりをした。突き出しているお尻が、かすかに震えている。快感を感じている? 羞恥心? 絵理奈は、耳まで赤くしながらお尻を突きだし続けている。
 小柄な絵理奈……150センチくらいしかないので、高田さんと腰の位置が全然違う。彼は、少し腰を落とすようにしながらペニスを握り、絵理奈の膣口に押しつけていく。
「コ、コンドームを……」
 絵理奈が慌てて言う。
「大丈夫ですよ。パイプカットしてありますから」
 高田さんは、そんなことを言いながらさっさと腰を押し込んでいく。妊娠のことだけが心配でコンドームと言っているわけではない。やっぱり、生の触れ合いは一線を越えてしまっている。恋人同士や夫婦にしか許されない行為のはずだ。

「うぅっ、ふ、太い……太すぎる」
 絵理奈は、怯んだ顔を見せる。確かに、穴のサイズと棒のサイズがまるでマッチしていない。太すぎるものが、絵理奈の小さな膣を押し広げている。でも、絵理奈は痛みを感じている気配もない。
 小柄で幼く見えるが、絵理奈は経産婦だ。子供を産んだことと比べると、いくら太くてもたかが知れている……そうは思うが、どうして不安になってしまう。
「息吐いて。リラックスしてごらん」
 高田さんは、そんなことを言いながら腰をジリジリ押し込んでいく。絵理奈は、素直に深呼吸を始めた。
「うぅ、うぅあぁ、こ、こんなに……あぁ、こすれてる……気持ちいいのぉ」
 絵理奈は、見たことのないリアクションをしている。不安と快感が、ごちゃ混ぜになったようなリアクションだ。高田さんは、グイグイ腰を押し込んでいく。すると、絵理奈がビクンと身体を震わせた。
「うぅっ、あぁ、当たってる……奥に……当たってるのぉ」
 絵理奈は、とろけきった顔になった。
「やっぱり、奥が感じるタイプだね。動くよ。痛かったら言って」
 高田さんは、嬉しそうに腰を動かし始める。絵理奈は、いきなりあえぎ始めた。もう、すっかりと感じてしまっている。さっきディルドでオナニーをしていた時みたいに、激しく感じてしまっている。でも、高田さんの腰の動きはまだゆっくりだ。それでも感じてしまうようだ。

「ダメぇ、イキそう、パパ、ゴメンね、もうイクっ、イッちゃうっ、パパのじゃないのでイッちゃうっ」
 絵理奈は、必死の顔だ。俺のことを見つめながらも、あえぎ声はとまらない。むしろ、さらに大きくなっている。
「奥が気持ちいい? もっと?」
 高田さんは、これが本性なのだと思う。得意気で支配的だ。
「もっと奥にっ! 押し込んでっ!」
 絵理奈は、叫ぶように言う。もう、彼のペニスがもたらす快感に、すっかりと夢中だ。
「ご主人が見てるよ。良いの? そんなに感じても」
 高田さんが、いじめるように言う。絵理奈は、俺のことを見ながら泣きそうな顔になっている。
「パパ、ゴメンね、こんなの知らなかった……こんなの初めてなの。パパのが届いたことないところに入ってる……気持ち良すぎて頭真っ白になる……パパのこと、考えられなくなる」
 絵理奈は、震える声だ。もう、イク寸前みたいに見える。すると、高田は腰の動きを止めた。
「ダ、ダメっ、止めないでっ!」
 とっさに叫ぶ絵理奈。もう、すっかりと夢中になってしまっているみたいだ。高田は、腰を動かす。さっきよりも、ストロークが長くなった。
「うぅっ、うぅあっ、あっ、アンッ、気持ちいいっ、もっと強くっ」
 絵理奈は、そんなおねだりも追加する。高田は、そのまま腰を動かし続ける。ストロークも強さもどんどん大きくなっていくようだ。絵理奈は、快感のあまりか笑っているような顔であえぐ。多幸感に、頬が緩むみたいだ。
「イクっ、イクっ、凄いの来ちゃうっ!」
 絵理奈は、お尻を突き出しながら叫ぶ。少しでも奥まで入れて欲しい……そんな態度だ。すると、高田はまた腰を止めた。
「ダメっ、動いてっ!」
 焦れた顔で叫ぶ絵理奈。
「イッて良いかご主人に聞かないと」
 高田は、楽しそうに言う。もう、性感マッサージ師というよりは、不倫相手とかセフレみたいな態度だ。

「パパ、イッて良い? 違うおちんちんでイッても良い?」
 絵理奈は、ほとんど絶叫状態だ。生のペニス……避妊具も何もついていないペニスが、絵理奈の狭膣を激しく出入りしている。本当に、パイプカットしているのだろうか? 妊娠の心配はないのだろうか? 不安で仕方ないのに、オナニーは止められない。そして、またうなずいてしまった。
「イッても良いって! 突いて、奥まで突いて下さい。高田さんの大っきいので、イカせて下さいっ」
 絵理奈は、信じられないくらいに感じている。こんな事まで言うなんて、まったく想定していなかった。高田は、絵理奈に懇願されているのに動かない。そのまま止まっている。
「動いて……突いてください。奥まで突いてっ」
 絵理奈は、焦れた顔で言う。本当に我慢できなくなっているようで、泣きそうな顔にすらなっている。高田さんは、まだ動かない。すると、焦れたように絵理奈が腰を動かし始めた。立ちバックで繋がっているので、上手く動けない。腰の位置も違うので、なおさら動かしづらそうだ。
「うぅ、あぁ、もっと……動いて……イジワルしないで」
 絵理奈は、切なげに言う。腰の動きはさらに大きくなっていて、くねらせるように、こすりつけるように動いている。あまりにも浅ましい動きだ。絵理奈が、こんな事までしているのが信じられない。

「そんなに気持ちいいですか?」
 高田が、聞かなくてもわかるようなことを聞いている。
「気持ちいいです。奥に当たると、頭真っ白になる……お願いします。突いて下さい。もっと奥まで突いて欲しい」
 絵理奈は、お尻を突き出すようにしながら動かし続ける。もう、見ているのがツラいくらいに、卑猥な姿だ。高田は、まだ動かない。絵理奈の腰の動きは、徐々にコツを掴んだように滑らかになっていく。立ったままの高田に、お尻をぶつけるようにしながら腰を動かしている。
「あっ、アンッ、当たる、うぅっ、気持ちいいっ、ダメぇ、腰止まらないのぉ」
 絵理奈は、まだ恥じらいも感じているようだ。それでも腰は別の生き物のように動き続ける。そこだけ見ていると、ベリーダンスのようななまめかしい動きだ。

 俺は、言葉も出せずにオナニーを続けている。今まで見たこともない卑猥な姿を見ながら、興奮がとんでもなく高まってしまう。絵理奈は、本当はこんなセックスがしたかったのだろうか? 俺とのセックスでは、物足りなさを感じていたのだろうか? そんな不安がよぎる。
「乳首も触ってごらん」
 高田さんが落ち着いた口調で指示をする。この状況で、絵理奈がこんなにも卑猥なことをしているのに、表面上は興奮していないように見える。絵理奈は、一瞬戸惑った。でも、すぐに自分の乳首を摘まむように触り始めた。
「うぅっ、んあっ、あっ、おぉおぉっ、んおっっ、気持ちいいっ」

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