裕子さんは、笑顔でさわりの部分だけ説明した。真央は、信じられないという顔をしているが、真剣に話を聞いている。
「ここだと話しづらいから、藤治くんの家に行こうか」
 裕子さんは、穏やかな顔でそう言った。
「は、はい。でも、本当にそんなことしてるんですね……信じられない」
 真央は、やっぱり信じられないみたいだ。無理もないと思う。そして、三人でタクシーで僕の家を目指した。普段はタクシーなんて利用したことはない。
 裕子さんは漁師のリーダー格の人の奥さんで、なおかつ本家の血筋だ。金銭的な余裕はかなりあるのだと思う。


 さすがにタクシーの中ではヨメカリの話題を話すことは出来ず、最近の東京の話を裕子さんは楽しそうに聞いていた。裕子さんがいた頃と比べて、やっぱりかなり変わっているようだ。
 緊張していた真央も、楽しそうに笑顔で話している。そして、僕の家に到着した。ソファに僕と真央が並んで座り、ベッドに裕子さんが腰掛けた。
「昔は、本当に子供を増やすためにしてたのよ。今よりも、海で死ぬ漁師が多かったから。あとは、未亡人になった奥さんを慰めるって意味だったみたいよ。でも、今はそいうい意味は薄くなってるわ。不妊治療も進化してるし、船も大型化してるしね」
「だったら、どうして続いてるんですか?」
 真央は、ヨメカリがあるという事実は受け入れたようだ。
「昔からの習慣はなかなかなくせないわ。それに、本当に旦那が種なしの時もあるし」
「それって、違う人の精子で妊娠するってことですよね? 旦那さんは、納得するんですか?」
 真央は、疑問点を素直に質問していく。
「するわよ。みんなそう言うものだって思ってるし。それに、漁師仲間はみんな仲良しよ。家族みたいなものだから。種が違っても、気にせず皆で育ててるわ」
 裕子さんは、そんな風に説明をする。こんな話を聞かされると、僕は誰の種なんだろう? と、疑念も湧いてしまう。

「そうなんですね……奥さん達は、楽しんでるって言ってましたよね? 夫以外の人として、楽しめるものなんですか?」
 真央は、そんな当たり前の疑問も口にした。
「そうね、お嫁さんで外から来た人も、覚悟はしてても最初はツラいって思う人もいるわ。でも、結局みんなハマるのよ。こんなに気持ちいいことがあるんだって」
 裕子さんは、淡々と話を続ける。真央は、やっぱり納得出来ていないという顔だ。
「真央ちゃんは、エッチは嫌い?」
「そ、そんなことはないです」
 真央は、顔を真っ赤にした。真央は、恥ずかしがりで内気なところはあるが、セックスには比較的積極的だと思う。しているときも、とても感じてくれている印象だ。

「男の人によって、エッチの仕方って全然違うでしょ? 大勢いれば、すごく相性の良い人って必ず出てくるわ。愛する夫とするよりも感じちゃうって、よくある話よ。私も、旦那よりも相性が良い人が何人もいるわ。それに、大勢とするのを経験したら、戻れないわ。イッてもイッても、次の人が待ってるの。気持ちよすぎて失神して、イキながら目が覚めるの」
 裕子さんは、そんな説明をする。真央は、やっぱり驚いた顔でそれを聞いている。でも、その説明に嫌悪感は感じていないみたいだ。

 すると、いきなり裕子さんが真央の乳首の辺りを摘まむように触った。
「キャッ」
 思わず悲鳴を上げる真央。
「フフ、興奮してるわね。想像しちゃった?」
 裕子さんは、妖艶な笑みを浮かべながら真央の乳首を摘まみ続ける。ブラの上からでも、正確に摘まんでいるようだ。真央は、小柄だがそれなりに胸はある。それでも僕は、ブラの上から彼女の乳首の位置はわからない。
 裕子さんは同じ女性なのでわかるのかもしれないが、一発で位置を探り当てた。
「そ、そんなことないです」
 動揺している真央。裕子さんは、そのまま摘まむ力に強弱をつけ始めた。
「うぅっ」
 おおわず声が漏れる真央。
「感度も良さそうね。きっと、真央ちゃんは気に入ると思うわ」
 裕子さんは、そんなことを言いながら乳首を責め続ける。自然な流れで、もう片方の乳首も触り始めた。

「ダ、ダメっ、うっ」
 慌てる真央。でも、振りほどこうとしていない。僕は、いきなり始まったレズプレイのような状況に、ドキドキが止まらない。
「フフ、もっと固くなった。真央ちゃん、意外に淫乱ね」
「うぅっ、そんなことないです、うぅあっ」
 真央は、可愛い声を漏らしてしまった。あっけなく感じている。まさかの展開だ。相手が女性という事もあって、真央も対応に困っているのかもしれない。
「本当に可愛い」
 裕子さんはいきなり真央にキスをした。舌がねじ込まれ、濃厚なキスをしている。それにも驚いたが、真央が振りほどかないことに驚いてしまった。

 裕子さんは、一方的にキスをしている。真央は舌をねじ込まれ、乳首を摘ままれたままフリーズ状態だ。裕子さんは、そのままキスを続けていく。真央は、表情がトロンとしているように見える。
 女性同士のキス……初めて生で見たが、強烈に興奮してしまう。僕は、ヨメカリのせいで40人近くの女性と経験してしまっている。良くも悪くも、女性に対して多少飽きている部分がある。
 真央とのセックスでも、少し醒めている自分がいる。でも、真央と裕子さんのキスは、僕を激しく興奮させる。よく知った二人が、卑猥なキスをする……インパクトが大きすぎる。

「真央ちゃんも、舌絡めてよ」
 裕子さんがそんなことを言いながらキスを続けると、真央はすぐに舌を使い始めた。おずおずと恥ずかしそうに、裕子さんの舌に絡めていく。僕は、ドキドキしすぎて完全に勃起してしまった。
 真央は、徐々に舌の動きが激しくなる。本気のキスに移行しているようだ。裕子さんは、真央のシャツをまくり上げてしまった。可愛らしいピンク色のブラジャー……それを、舌に引き下ろすようにして胸を露出させた。

 ブラに支えられるようになり、いつも以上に大きく見える。小さな乳輪と小さな乳首。裕子さんの乳首と比べると、驚くほどピンク色だ。
 ヨメカリの奥様達は、乳首もクリトリスも肥大して色も濃かった。日常的にセックスをたくさんしているせいだと思う。
 真央も、そうなってしまうのだろうか? それを考えると、焦燥感で脚が震える。真央を、他人に抱かせる……そんなことはしたくない。でも、僕はほぼ全員の奥様達とセックスしてしまっているので、僕だけ逃げるのも出来ないと思う……。

「んっ、うぅ~~っ」
 真央は、キスをしながらうめく。裕子さんは、卑猥なキスを続けながら、真央の乳首を直接指で責めている。勃起した乳首を、弄ぶように、こすり上げるように触っている。
 真央は、興奮した顔で激しく舌を絡め続けている。まさか、真央がこんな事を受け入れるとは思っていなかった。いくら相手が裕子さんとは言え、これも1つの浮気だと思う。
「フフ、弾けちゃいそうね。カチカチよ」
 と言いながら、真央の乳首を舐め始めた。
「うぅあっ、あっ、んっ、ダメぇ」
 真央は、あえぎ声を漏らしてしまっている。完全に感じてしまっている。

「イヤッ、あっ、アンッ、ダメっ、あっ、アンッ」
 真央は、ダメと言いながらも無抵抗だ。そのまま裕子さんは、舌と指で真央の乳首を責め続けていく。どう見ても上手だ。僕なんかよりも、テクニックがあると思う。
 裕子さんは、キスをしながら自分の上着を脱いでいく。ブラジャーも外すと、大きな胸があらわになった。僕としていたときよりも、さらに大きくなった気がする。
 そのせいで、ブラジャーをしているのだろうか? あの頃の裕子さんは、ブラジャーをする習慣がなかったはずだ。

「ダメっ、裕子さんの見ちゃダメっ、見たら浮気だよっ!」
 真央が、泣きそうな顔で言う。この状況でそんなことを言うことに、驚かされた。でも、僕に対する愛を感じて嬉しいと思った。
 ただ、裕子さんと僕が何回も何回もセックスしていることは、とても言えないと思った……。
 僕は、慌てて目をそらした。
「真央ちゃんも、触って」
 裕子さんはそんな指示をする。
「はい……大きい……」
 真央は、裕子さんとのレズプレイを止めるつもりがないのだろうか?
「気持ちいいわ。舐めっこしましょうか」
「はい……」
 少しして、二人の甘い声が響き始めた。僕は、そっと二人を見た。すると、二人はシックスナインの乳首版みたいな事をしていた。

 寝転がった真央の上に、覆い被さるようにしている裕子さん。お互いがお互いの乳首を舐めているような状態だ。本格的なレズプレイが始まってしまった……。
 真央は、積極的に舌を使っている。本気で裕子さんを感じさせようとしているようだ。裕子さんも、舌と指を使って真央を責め続けていく。二人の甘い声は、あえぎ声になっていく。
 僕は、強すぎる興奮を感じながら、二人のプレイを見つめた。真央が、他の人に感じさせられているのも衝撃だが、真央が積極的に舌を使っているのも衝撃だ。

 真央は、意外にあっさりとヨメカリを受け入れるのではないか? そんな予感もしてしまう。真央が、他の男に抱かれる……想像しただけで、泣きそうになる。
 でも、考えてみれば、みんな知ってる相手だ。全くの他人ではない。裕子さんが言うように、みんな仲良しだ。僕も、子供の頃は沢山遊んで貰ったし、すごく良くして貰った。
 意外に、僕も真央もヨメカリに馴染むのではないか? そんな気持ちも湧いてきた。

「ダメっ、イヤッ」
 慌てる真央。裕子さんは、真央のスカートをまくり上げている。ピンク色の可愛らしいショーツが丸見えだ。裕子さんは、真央の乳首を舐めながらショーツの中に手を突っ込んだ。さすがに身をよじって逃れようとする真央。でも、すぐにあえぎ始めてしまった。
「あっ、アンッ、うぅあっ、あっ、ダメぇ、気持ちいい」
 真央は、あっさりと感じている。もう、抵抗も消えた。裕子さんは、ショーツの中の手を動かし続けている。激しい動きではないが、小刻みに動いているような感じがする。

「すごく濡れてるわ。やっぱり淫乱ね。きっと、ヨメカリ気に入るわよ」
 裕子さんは、楽しそうに言いながら真央のクリトリスを責め続けている。
「あっ、アンッ、うぅっ、気持ちいいっ、ダメぇ、あぁっ!」
 真央は、驚くほど感じている。あえぎ声も、僕とセックスしているときと変わらないくらい出ている。
「ヒィッ、あぁっ、ダメぇ、抜いてっ! イッちゃうっ! イッちゃいますっ」
 真央は、さらにあえぐ。ショーツの中の指は、膣中に入れられたみたいだ。
「フフ、キツキツね。こんな名器だと、みんな喜ぶわ」
 裕子さんは嬉しそうに責め続ける。真央は、裕子さんの乳首を舐めることも出来ず、あえぎっぱなしだ。裕子さんは、真央の乳首を舐めながら膣中も責め続ける。
 女性に対しての責めも、慣れたものみたいだ。
「イヤッ、イヤァ~~ッ! イクっ、イッちゃうっ、イクっ!」
 真央は、悲鳴のような声を上げながら身体を震わせた。

「フフ、可愛いわね。もっと狂わせちゃいたいわ。藤治くん、良いかしら?」
 裕子さんは、興奮しきった顔になっている。そして、僕の返事も待たず、真央の服を全部脱がせてしまった。全裸になった真央……。薄いヘア、ドロドロに濡れた膣口。クリトリスが包皮から完全に顔を出していて、見るからに勃起していると感じる。
 真央は、うっとりしたような顔で裕子さんを見つめている。幸せそうな、とろけきったような顔で見つめている……。
「真央ちゃんのすごく名器だから、みんな争って真央ちゃんとしたがるでしょうね」
 裕子さんは楽しそうだ。そして、カバンからペニスバンドを取り出した。僕のペニスよりも、かなり大きめだ。こんなものまで持ってきたことに驚かされる。
 裕子さんは、全裸になるとペニスバンドを装着した。そそり立つペニスバンドは、大きすぎて少し怖いくらいだ。


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