妻が浮気だなんて、あり得ないと思っていた。でも、その動画はあっさりと撮影されてしまった。菜々美さんとその話をしたとき、隠しカメラのことを教えて貰った。でも、絶対に変なものなんて映らないと思っていた……。
 実際、初日の動画には、おかしなものなんて何も映っていなかった。日常の掃除や洗濯、テレビを見てリラックスする姿なんかが映っていた。
 そもそもパートもしているので、そんなにウチにいるわけではない。二日目も同じだった。わかったことは、コンビニのフィナンシェが好きだという事くらいだった。

 考えてみれば、わざわざウチで不倫をするはずもないと思った。ウチは子供を作らなかったので、子供の帰ってくる時間を気にする必要もない。
 浮気をするなら、外でするはずだ。その考えに至ったとき、俺は笑ってしまった。そして、無駄なお金を使ってしまったなと思った。


 3日目、もう見る必要もないと思いながら、念のために確認をしてみた。すると、あっさりとそれは映っていた。パートから帰ってきた架純。
 でも、後ろから男性もついてきている。かなり若い男性で、見た感じ大学生くらいに見える。スーパーの袋を持った彼。荷物を運んでくれた?

 俺は、急に不安になってしまった。まさかの展開だ。どんな理由があったにしても、若い男性が家に上がった? 現実が受け止められない俺の前で、架純は笑顔でスーパーの袋を受け取った。
「ありがとう、重かったでしょ。そこ座ってて、今お茶出すわね」
 架純がスーパーの袋を受け取りながら言う。俺は、まだ理解が追いついていない。
「あっ、お構いなく。あんまり時間ないんでしょ?」
 男性は、気安い感じだ。どう見ても、仲が良いというか打ち解けている。

「そうね、でも2時間くらいはあるわよ」
 そう言って、架純はソファに座る彼のすぐ近くに移動してきた。
「架純さん、2時間じゃ満足しないでしょ」
 おどけたように言う彼。架純は、いきなり彼にキスを始めた。舌を差し込みながら、彼の口の中をグチャグチャにかき混ぜている。本気のキスだ。
 俺は、脚が震えてしまった。自分でも浮気をしているくせにおかしいが、強いショックを受けてしまっている。男性も、舌を絡め始めた。
 架純が、他の男と本気のキスをしている……この目で見ても、とても信じられない光景だ。
「2時間で、ちゃんと満足させてね」
 架純は、おどけたように言う。でも、その顔はすでにトロンとしているように見えた。

「もちろん。じゃあ、さっそく」
 そう言って、男性は架純をソファに四つん這いにさせた。架純も、一切抵抗しない。男性は、すぐにスカートをまくり上げると、一気にショーツを降ろしてしまった。
 ムッチリした肉感的なお尻……丸見えだ。男性は、ズボンとパンツを一気に降ろすと、いきり立ったペニスをすぐに入れてしまった。
 前戯も何もなく、避妊すらなく一気に挿入すると、
「ああっ、固い。気持ちいいわ。メチャクチャにして」
 と、架純はお尻をさらに突き出すようにした。男性は、すぐに腰を動かす。様子を見るような感じもなく、激しく腰を振っている。
「あぁ、気持ちいい。やっぱり架純さんのオマンコが一番気持ちいいよ」
 男性は、そんなことを言いながら腰を動かし続ける。それは、どう見ても架純を感じさせようとしていない。自分が射精することを優先しているみたいだ。

「本当に? 嬉しいわ。頑張ってスクワットしてる甲斐があったわ」
 あえぎ声混じりに言う架純。
「僕のために、そんな努力してくれてるんだ」
「そうよ。若い恋人に飽きられないように、必死なのよ」
「恋人? セフレじゃなくて?」
「ひど~い」
「ゴメンゴメン。架純さん、大好きだよ」
「フフ、もっとして。全部中に出して」
 あまりにも衝撃的な光景が続く。浮気の証拠が撮れていたなんてものではない……。俺の目には、架純が本気に見える。

 男性は、本当に激しく腰を動かしている。少し落ち着いた俺は、よく観察した。男性のペニスは、そこそこ大きいが俺よりは小さいと思う。ただ、動きに若さが溢れている。無尽蔵の体力があるように腰を動かし続けている。
 架純は、少しずつ背中が反ってきた。のけ反り気味になりながら、あえぎ声をあげ続けている。俺とのセックスの時よりも、気持ちよさそうな声に聞こえてしまう……。

「もっとっ! 強くしてっ!」
 架純は、焦れたような声で指示をする。
「やっぱり架純さんは淫乱だね。交代してよ」
 からかうように言う彼。すると、架純は卑猥に腰を動かし始めた。四つん這いのまま、お尻をぶつけるように動かしている。
「あっ、アンッ、固いっ、おチンポ固いわっ!」
 架純は、卑猥な言葉を口にしながら腰を動かし続けている。バックでセックスしているのに、架純の方が腰を動かしている。本当に、若い彼の気持ちをつなぎ止めるために必死になっているみたいだ。

「気持ちいい。架純さん、オマンコメチャ締まってるよ」
「もっと感じて。もっと、私に夢中になってっ!」
 架純は、必死で腰を動かし続ける。本当に、彼に夢中みたいだ。さっきの話だと、彼には他にもセックスする相手がいるみたいな事を言っていた。
 架純は、何人かいるセフレの一人なんだろうか? 自分の妻が軽く扱われているようで、怒りを感じてしまう。でも、俺も菜々美さんとさんざんセックスをしてしまっている。
 今さら、彼のことも架純のことも責める資格はない気がする。

 架純は、気持ちよさそうに腰を動かし続けている。俺とのセックスでは、基本的には俺任せだ。彼女がこんなにも積極的に動くことはない。
 嫉妬や敗北感がもたげてくるが、自分でも不思議なほどに興奮してしまう。

「イクっ、イクっ、淳也、イッちゃうっ!!」
 架純は、メチャクチャに激しく腰を動かしながら叫ぶ。すると、彼が架純の腰を両手で鷲掴みにして腰を動かし始めた。さっきよりもさらに激しく、杭打ちのように腰を打ち付けている。
「んおぉおおおおっ、オマンコイグッ!」
 架純は、はしたない言葉を口にしながら身体を震わせる。それでも彼は、メチャクチャに腰を振っている。スパートをかけたような激しさだ。
 架純は、我を忘れたようにあえいでいる。こんな単純なピストンでも、本当に気持ちよさそうだ。なんとなく、感情的なものが大きいのかな? と、不安になってしまった。

「あぁ、イクよ、架純、中に出すからっ」
 架純を呼び捨てにしながら、さらにスパートをかける彼。架純は、のけ反ったまま嗚咽のような声を漏らし続けている。俺がいない家で、若い恋人とセックスをしている……まさかの光景だ。でも、こんな状況なのに激しく勃起してしまう……。
「イッてっ! 淳也、中に出してっ! オマンコ溢れさせてっ!」
 架純は、ほとんど叫び声だ。そして、彼は思いきり腰を押し込みながら、架純の膣内に射精を始めた……。
「おぉおぉおぉおぉっ、熱いの出てるっ。愛してる。淳也、愛してるっ」
 架純は、身体を震わせながら言う。一回り以上も若そうな彼に、本気で愛していると言っているみたいだ。どう見ても本気のセックスを見て、俺はかなり動揺している。自分のやっていることを棚に上げて、酷いと思ってしまっている……。

「フゥ、気持ちよかった。やっぱり、中に出せるって最高だよ」
 男性は、ペニスを引き抜いてソファに座り込む。架純は、四つん這いのまま身体を震わせている。膣からは精液が溢れて床にまで垂れてしまっていて、液だまりを作っている。
 いつも一緒に過ごしているリビング……それが、こんな形で汚されている。それなのに、俺は異常なほどの興奮を感じ、ペニスをいきり立たせている。
「フフ、淳也のためにピル飲んでるんだよ。今日も、もっと溢れさせて欲しいな」
 架純はそう言って、お掃除フェラを始めた。恐ろしいことに、架純はまだ着衣のままだ。さっきもスカートをまくり上げてショーツだけ降ろしてセックスをした。本当に時間を惜しんでいるのがわかる。

 架純は、さっきまで自分の膣に入っていたペニスを丁寧に心をこめて舐めて清めている。感情がこもっているとしか思えないやり方だ。そして、架純がピルを飲んでいることも知ってしまった。
 そこまでして、彼に中出しをさせたいのだろうか? 俺は、架純の本気っぷりが怖い。お掃除フェラをする前から、いきり立っていたペニス。射精しても、柔らかくなる気配がない。若さを感じてしまう。

 架純は、フェラチオしながら服を脱いだ。全裸になると、その肉感的な身体があらわになる。大きな胸、ムッチリした太もも。ウェストも少し肉付きが良いが、太っているという感じはない。
 最高の身体だと思う。それを、他の男にさらけ出している。嫉妬で呼吸が荒くなるのを感じる。架純は、すぐにそのまま彼にまたがり、対面座位で繋がった。
「あぁ、気持ちいい。淳也のおチンポ、固くてこすれるの。気持ちいいよ。一番気持ちいい」
 そう言って、架純は彼にキスをした。キスをしたまま、腰をくねらせるように動かしている。立て続けの二回戦が始まってしまった。
 一番気持ちいいという言葉に、俺のプライドが傷つく。正直、俺のペニスの方が大きいし、経験も多いと思う。実際、菜々美さんは毎回失神しているくらいだ。

 気持ち? 感情的なもの? もしかして、俺のことよりも彼を愛している? そんな不安で暗い気持ちになってしまう。確かに、女性は感情がこもると快感も増すと思う。
 架純は、俺と離婚したいのだろうか? そんな不安も感じてきた。
「乳首舐めてよ」
 男性は、そう言ってシャツを脱いだ。細い身体……筋肉をあまり感じないような華奢な身体だ。架純は、すぐにむしゃぶりついた。乳首を舐めながら、卑猥に腰を動かしている。あまりにも必死な姿を見て、少し可哀想になってきた。

 まさか、浮気されているのに、架純に同情する気持ちが湧くなんて我ながらおかしいと思う。架純は、本当に必死で腰を動かす。乳首舐めも夢中でしている。若い恋人の歓心を買うために全てをぶつけているようだ。
 架純は、はしたなく腰を動かしながら乳首を舐め続けている。男性は、気持ちよさそうにうめきながら架純のことを見つめている。
 彼は、架純をどう思っているのだろう? パート先で知り合った、都合の良い人妻……そんなところだと思う。それなのに、架純は本気の顔で彼に奉仕を続けている。

「旦那さんとどっちが気持ちいい?」
 そんな質問をする彼。俺も、菜々美さんに同じようなことを聞いてしまっている。因果応報という言葉が頭をよぎる。
「こっち……このおチンポの方が気持ちいいよ」
 架純は、恥ずかしそうに言う。こんなにはにかんだような顔は、初めて見る。それだけ彼に対する感情が強いという事なんだろうか? 俺の不安は増すばかりだ。
「でも、旦那さんのチンポ、大きいんでしょ?」
「う、うん。でも、最近柔らかいんだ。もう、私の身体に飽きちゃったみたい」

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