「じゃあ、そろそろ行ってくるね。動画、撮れたら撮るから楽しみにしててね」
涼子は、いつも以上に可愛らしい感じになっている。この日のために買った新しい服と、しっかり気合いを入れたメイク。髪も、昨日美容室でカットしたばかりだ。
元彼に会うために、ここまでしっかりとした準備をする涼子……。俺は、それを止めるどころか興奮している。
短くてふわっとした感じのスカート。動くと、パンツが見えそうでドキドキしてしまう。清楚で可愛らしい感じのブラウスも、可愛くて純情なルックスの涼子にはとても似合っている。
でも、涼子は元彼に調教された過去があり、淫乱なビッチに近い本性を隠している。知らない方がよかったのかもしれない。直道とデートなんてさせなければ、涼子の本当の姿を知らずに幸せに暮らせていたと思う。
「どうしたの? ジッと見て。可愛いって思ってるんでしょ。良いよ、デートしよ。剛史さんには、やっぱりごめんなさいって連絡するよ」
そう言って、涼子は俺の手を握ってきた。少し手が濡れているように感じた。汗をかいている? 緊張している? 俺は、涼子の気持ちがわからなくて戸惑ってしまう
った。
でも、結局デートしてきてくれと伝えた。
「フフ、やっぱりそう言うと思った。でも、帰ってこなくなるかもよ。着替え、多めに準備しちゃったし」
そう言って、小さめのスーツケースを指さす彼女。本当に泊まりで行くとは思っていなかったが、1泊以上する可能性があるみたいだ。
俺は、信じてると告げた。
「変なの。元彼の家にセックスさせに行くヘンタイに、信じてるって言われても困っちゃうよ」
おどけたように言う涼子。でも、目が笑っていない気がして不安が募る。
俺は、不安を振り払おうと涼子を抱きしめてキスをしようとした。でも、顔を背けられて頬にキスをしてしまった。
「ダメ、今は剛史さんのオンナに戻ってるんだから、ケンゾーとキスしたら浮気になっちゃう」
涼子は、真剣な顔で言う。そんなのはおかしいと思うのに、俺は素直に引き下がった……。
「今のが、最後のキスになるかもね」
涼子は、俺の目を見つめながら怖いことを言う。そして、花が咲いたような大きな笑顔を残して出て行ってしまった。
俺は、不安と後悔を感じている。でも、射精しそうなほどの勃起をしている。今すぐしごいて射精をしたい……そう思うくらいに興奮してしまっていた……。
長い一日が始まった。冷静になればなるほど、どうしてこんな狂ったことをしているのだろう? と思ってしまう。
連絡は、なかなか来ない。動画や画像を送ってくるかな? と思ったが、そんなこともない。俺を挑発したり煽ったりして、ヤキモチを焼かせたい……そんな感じで、直道とのデート中には色々送ってきてくれた。
そんなことをする余地がないほど、楽しい時間を過ごしているのだろうか? 俺のことなんて、頭から飛んでいるのだろうか? 不安と後悔に押し潰されそうになりながら、ずっとスマホを気にし続けた。
でも、もうすぐ日付が変わってしまう。不安で吐きそうになってきた。すると、やっとメッセージが届いた。すぐに確認すると、写真が一枚添付されている。メッセージもなにもない……。
写真は、涼子の秘部のアップだ。膣から精液が大量に溢れ出ている写真だ。あっけなく元彼とセックスをした上に、中に出されてしまった……。
こんな風になることはある程度予想していたが、あまりにも予想通りに進みすぎている。もう、戻ってこないのではないか? そんな予想もしてしまう。
でも、こんな写真を送ってくるということは、俺のことを挑発しているのだと思う。少なくても、俺への気持ちは残っているはずだ。
そのまま、次のメッセージを待った。きっと、もっと挑発してくるはずだと……。でも、気がつくと朝になっていた。いつの間にか寝てしまったみたいだ。
慌ててスマホを確認するが、新着メッセージはない。不安が広がる。やっぱり、電話して呼び戻そう……そんな気持ちと、もう少し様子を見ようという気持ちが交錯する。
結局、昼近くまで待った。きっと、今日帰ってきてくれるはずだと思いながら待ち続けた。
そして、昼になると、メッセージが届いた。
”もう一泊してくるね。プレゼントあげるから、楽しんでね♡”
楽しそうなメッセージと共に、動画ファイルが添付されていた。すぐに確認すると、いきなりお尻がアップで映った。しかも、どう見てもアナルにペニスが入っている動画だ。
「ほら、撮ってるぞ。どこにチンポが入ってるか教えないと」
男性の落ち着いた声が響く。
「ケンゾー、見える? ケツマンコにおチンポ入れてもらってるよ。やっぱり気持ちいいの。ケンゾーの小っちゃいのじゃ、子宮まで響かないからこんなに気持ちよくなれないよ」
涼子の震える声が響く。興奮しきっているようで、とろけている。そして、涼子はお尻を自分で動かしている。バックでハメられた状態で、前後に動かすようにしている。
アナルに入っているペニスは、確かに太く見える。あんなに太いのに、楽々入ってしまっているようだ。別に、涼子とアナルセックスをしたいとかは思わない。そういう趣味はない。
でも、涼子と剛史さんの繋がりの深さのようなものを感じてしまう。
「久しぶりなのに、あんまりキツくなってないな。こっちでもしてただろ」
剛史さんが、撮影しながらあきれたように言う。
「し、してないよ、すごく久しぶりだもん」
動揺する涼子。
「いや、これはそういう感じじゃない」
「ケンゾーとしたから……」
「でも、旦那さんのチンポ、小っちゃいんでしょ? こんなに拡がらないよ」
剛史さんが、そんなことを言って追い詰める。
「……ナイショでしてた」
「やっぱりね、誰と?」
衝撃的な事実を知ってしまった。直道とだろうか? そうだといいなと思う。
「……セフレと」
「やっぱりね。ホント、涼子は股が緩いの治ってないんだ」
あきれたように言う剛史さん。俺は、ショックで脚が震えてしまった。
「ヤリマンは治らないよ……セックス大好きだもん」
涼子は、開き直ったように言う。
「まぁ、仕方ないか。昔からド淫乱だからね」
「剛史さんがそうしたんだよ。剛史さんに、ド淫乱のヤリマンに調教されちゃったの」
涼子は、こんな会話をしながらも腰の動きを止めない。そして、動きを加速し始めた。お尻をぶつけるような勢いで、剛史さんの身体に当て続けている。
この動画を見て、俺はショックをつけながらも勃起している。そして、堪えきれずにオナニーを始めた。
「気持ちいいっ、ケツマンコ気持ちいいの。やっぱり、剛史さんのおチンポが良い。ずっとしたかった。剛史さんのセックスしたかったよ。これからは、昔みたいに調教して」
涼子は、夢中で腰を動かし続ける。俺は、涼子のアナルセックスを見ながらオナニーを続けてしまう。もう射精しそうなほど、興奮しているし快感を感じている。
「イグイグッ、ンオォッ、ケツマンコ気持ちいいっ」
涼子は、我を忘れたようにあえぐ。最高に感じているようで、腰の動きは加速していくばかりだ。
「セフレとも、ケツマンコばっかりなの?」
剛史さんが撮影をしながら質問する。少しあきれたような口ぶりだ。
「うん。ケツマンコしか使わないよ。だって、浮気になっちゃうもん。セフレには、気持ちはないもん。ケンゾーと直道しか愛してないよ」
涼子は、きっぱりと狂ったことを言う。
「じゃあ、俺ともケツマンコしか使わない?」
「そんなわけないじゃん。剛史さんは特別だよ。愛してる。殿堂入りみたいなもんだよ」
涼子は、媚びるような口調だ。
「何年も会ってなかったのに?」
「うん。会ってなかったけど、毎日想ってたよ。剛史さんのエッチを思い出しながら、オナニーばっかりしてた」
涼子は、恋する女の子みたいな声だ。
「ただチンポが良いだけでしょ?」
「フフ、そうだよ。でも、チンポが良すぎて心を越えちゃうの」
涼子は、酷いことを言いながら腰を動かし続ける。
「よし、出すよ」
「出してっ! ケツマンコ溢れさせてっ! ケツマンコでも孕んじゃうくらい、いっぱい出してっ!」
涼子は、我を忘れて叫ぶ。そして、剛史さんは涼子のアナルの奥に射精をした。涼子は、のけ反りながら叫んだ。なにを言っているのかわからないくらいに、興奮しきって叫んでいる。
剛史さんは、すぐにペニスを引き抜いた。
「うぅあぁ、出ちゃう……」
涼子は弱々しくうめく。カメラは、涼子のアナルをアップにした。すると、開いたままのアナルから精液がダラダラと流れ出てくる。
真っ白な精液……汚れも血も混じっていない。やっぱり、慣れている……日常的にしていたんだなとわかった。
動画は、唐突に終わった。俺は、あまりのショックにオナニーの手が止まっていた。でも、すぐに動画を再び再生してオナニーを始めた。
いつものことだが、あっけなく射精してしまった。強い快感……気持ちよすぎてうめき声が止められないくらいだ。
今日は、涼子は帰ってこない。元彼に会いに行って、3日も戻ってこないなんて最悪すぎる状況だ。それなのに、俺はやっぱり興奮したままだ。動画や画像が届くことを、心待ちにしてしまっている。
でも、動きはまったくない。メッセージの一つも届かないまま、夜になった。翌日、俺は仕事に出た。でも、色々気になって集中できるはずもない。
何度も何度もスマホを気にしながら、昼になって夕方になった。早めに帰宅して涼子の帰宅を待つが、もう夜になってしまった。
電話をしようか迷ったが、もう少し様子を見ようと決めた。我ながら、何をしているのだろう? と思ってしまう。今、涼子を失うかもしれない危機的状況のはずだ。それなのに、俺はただ待っている……。
結局、日付が変わる時間になった。さすがに、メッセージを送った。でも、返事はない。電話をかけると、電源が切れていた……。
危機感が際限なく大きくなる。これは、もう帰ってこないつもり? 不安で仕方ない。でも、元彼の家もわからないので、どうしようもない状況だ。
涼子を失うかもしれない瀬戸際。それなのに、俺は異常なほど勃起している。今頃涼子が何をしているのかを想像して、射精しそうなほどの興奮を感じてしまっている……。
そして、1週間が経過した。警察に届けようかと思いながらも、事情の説明なんて出来ないなと思う。毎日メッセージを送ったり電話をかけているが、音沙汰ない。そのまま、1ヶ月が経過してしまった。
もう、戻ってこない……そう思い始めていた。それなのに、俺は何もしていない。それどころか、直道や剛史さんの動画を見てオナニーをする日々だ。
1ヶ月経過する前に、直道にも涼子のことを聞いた。でも、直道すら連絡が取れなくなってしまっていた。どう考えても、直道もグルになっていると感じた。
今、涼子はどこにいるのだろう? 直道のところ? 剛史さんのところ? 一つだけわかっているのは、俺が蚊帳の外になっていることだ。
さらに5ヶ月が過ぎた頃、帰宅すると涼子がいた。
「あっ、おかえりなさ~い。お疲れ様!」
【続きは出典元から】