前回の話

 今日子は、身体を小さく震わせた後、慌ててトイレの方に行った。今日子の太ももを流れていたものは、間違いなく精液だったと思う。いつものように、包皮を切除されたクリトリスが下着に触れ、イッてしまったものだとばかり思っていた。
 でも、今日子はどう考えてもセックスをしてきたみたいだ。今日子のお腹は、もうかなり大きい。誰の目にも妊婦だとわかる状態だ。工場長と、どこかで会っていたのだろうか? 私は、不安な気持ちのままこっそりとスマホでカメラに接続して、音声がない状態で確認を始めた。
 シークバーで動画を送っていくが、工場長をウチに連れ込んでいた気配はない。ただ、昼間の時間、今日子はほとんど自宅にいなかった。一体、どこに行って誰とセックスをしたのだろう? 工場長と、ホテルでセックスをしたりしている? 私は、疑念でいっぱいになっていた。


「お待たせ〜。お腹空いたでしょ。食べよ」
 今日子は、上機嫌で言う。息子と私は食卓につき、食事を始めた。今日子は、料理を運んだり軽く調理器具を片付けたりしながら色々と話を続ける。
 ほとんどが息子の話だ。息子は、今日の出来事なんかを話しながら、美味しそうに食事を続けていく。もうすぐ9歳になる息子は、生まれてくる弟妹のことが気になるようだ。
 まだ、性別は調べていない。エコーなんかの映像である程度はわかっているはずだが、あえて聞いていないみたいだ。
「ほら、ここ触ってみて」
 今日子が、息子にお腹を触らせた。
「動いてるっ」
 息子は、とても驚いている。
「フフ、元気な赤ちゃんね」
 今日子は、楽しそうに笑った。どう見ても、幸せな家族だ。私も、楽しい気持ちになっている。でも、今日子はこんな風に楽しい時間を過ごしている時も、急に立ち止まって小さく身体を震わせたりしている。
 あんな風にクリトリスの包皮を改造されてしまって、もう元には戻らない。一生こんな事を繰り返すのだろうか? 下着が触れただけでイク……そんな日々を送るのだろうか? 他の男の手で肉体を改造されてしまった……。それは、あまりにも辛い現実だ。

 今日子の太ももを観察すると、少し濡れているように見える。さっきの精液を拭き取った跡? でも、新たに垂れ流れてくることはないようだ。誰の精液だったのだろう? 私は、不安な気持ちでいっぱいだった。

 そして、カメラの動画を確認する日々が続く。でも、今日子が工場長を含め、ウチに男性を連れ込んでいる映像はない。オナニーをしたりしている様子もないし、怪しい動きも撮れなかった。
 ただ、今日子は頻繁に家を空けている。どこに行っているのかは予想もつかない。私は、結局調べることにした。と言っても、調べる方法も思いつかない。
 結局、探偵事務所に依頼をすることにした。面談した探偵さんは、女性だった。経緯を説明するのがとても恥ずかしく、男性の探偵にして欲しいと言ったが、女性の方が女性を調べるのに適しているという説明だった。

「それは、ご主人は奥様の浮気を黙認していたと言うことですか?」
 探偵の安藤さんは、表情を変えずに言う。おそらく、歳はまだそれほどいっていない30前後だろうか? でも、妙に落ち着いている雰囲気だ。そして、なかなかの美人だ。話をしていて緊張してしまうし、恥ずかしいという気持ちが大きくなる。

「離婚するために、調べるわけではないんですね? 目的はなんですか?」
 安藤さんは、少し不思議そうな顔になっている。私は、正直に性癖のことを話すべきなのか迷った。でも、隠しても仕方ないと思い、正直に話をした。
「寝取られ性癖ですか。最近、多いですよ。では、なるべく映像を撮った方が良いですね?」
 そんなことを言われてしまった。私は、恥ずかしい気持ちになりながらもうなずいた。安藤さんは、笑顔で任せて下さいと言う。私は、内心軽蔑されているんだろうなと思いながらも、妙に興奮してしまっていた……。

 そして、一週間ほどで連絡が来た。あまりに早い展開に、気持ちが落ち着かなくなる。報告書は、すべて電子的なものだった。メールと、クラウドストレージでの資料提出。イメージしていた探偵事務所とは、まるで違うやり方だ。大きめの封筒に、報告書と写真が入っている……そんな、ドラマでよく見るような感じだと思っていた。

 報告書には、信じられない記載があった。今日子は、工場長とは会っていなかった。でも、妊婦ヘルスで働いているとのことだった……。
 私は、妊婦ヘルスの存在を知らなかった。そんなものがあるなんて、夢にも思っていなかった。大きなお腹の今日子が、風俗店で働いている? とても信じられないと思ったが、お店のアドレスの記載もあったし、今日子のページもPDFになって添付されていた……。

 大きなお腹の女性が、手で顔を隠して映っている。下着姿なので、大きく張ったお腹は丸見えだ。そして、どう見ても今日子だとわかる写真だ……。
 色々なポーズを取っているが、どれも妊娠していることを強調するようなポーズばかりだ。透けたキャミソールを着ている写真は、胸がほとんど見えてしまっている。かろうじて乳首は隠れているが、胸の形はハッキリとわかる。
 大きな胸……私の記憶に残っている胸よりも、かなり大きく見える。妊娠後期なので、おっぱいが張っているみたいだ。
”小柄で可愛らしいママさんです。Fカップの巨乳は、もう母乳が出ちゃいます! 妊婦特有の色濃い乳輪、無邪気で可愛らしい笑顔の彼女ですが、とっても甘えたがり。ベッドでは積極的でHなことへの好奇心旺盛! 優しい性格の妊婦ママと、濃厚なお時間お過ごしください。小柄な身体に大きなお腹、どこまで大きく育つのか楽しみですね”
 こんな紹介をされている……。そして、動画もあるみたいだ。私は、リンクを踏んでお店のページを訪れた。今日子のページ……まさか、自分の嫁が風俗嬢になるなんて悪夢のようだ。
 私の稼ぎも悪いわけではない。蓄えもそれなりにある。一体、どうして今日子はこんな事をしているのだろう? 動画を再生すると、自分で胸を鷲掴みにして握っているような動画が始まる。
 今日子の乳首からは、母乳がじんわり浮き出ている。勢いよく出ているわけではないが、ポタポタ垂れるほどには溢れている……。

 私は、グッタリしてしまた。これだけで見ただけだが、もう絶望的な気持ちになっている。どうしてもっと早く止めなかったのだろう? 今日子は、工場長によって身も心も変えられてしまった……淫乱にされてしまった……。

 そして、資料として動画が添付されている。潜入捜査的なことをしたようだ。もちろん、安藤さんではなく、他の男性によってだ。動画が始まると、室内が映った。ヘルスっぽい室内ではなく、どう見てもラブホテルという感じだ。
 資料をよく見ると、今日子が働いているのはデリバリーヘルスという形態のお店のようだ。今日子は、頻繁に他の男とラブホテルに入っている……それは、本当にツラい事実だ……。

 ソファに座っている今日子は、妊婦がする格好とは思えない姿になっている。とても短いミニスカートは、座ったことでパンツが見えてしまっている。ブラウスも、胸の谷間がざっくりと見えてしまっているようなデザインだ。
 こんな姿で、ラブホテルに来たのだろうか? あまりのことに、呆然としてしまう。

「フフ、お兄さんのおチンポ、もう大きくなってるね」
 今日子は、そんなことを言いながら男性のペニスをまさぐる。男性は、清潔感のある若い子だ。探偵事務所のスタッフなのだろうか? それとも、外注?
「そりゃ、そんなド淫乱な格好見せられたら、ギンギンになるって。さっき、マジでイッたの? 歩いてるだけだったでしょ?」
 男性は、不思議そうな顔で聞く。
「フフ、イッちゃったよ。だって、歩いてるだけでもイク女に調教されたから。見せてあげるね」
 今日子はそう言って、スカートの中に手を差し込む。そして、ショーツを脱いでいった。
 この映像は、隠し撮りという事みたいだ。でも、こんなにもクリアで細部もちゃんと映っている。カメラの性能に驚いてしまう。

「見て、こんな風にされてるの」
 そう言って、アソコを見せる今日子……。
「あれ? 皮がないよ?」
 男性は、ビックリしながら言う。今日子のクリトリスは、すっかりと剥き出しだ。勃起しているのがわかるほど、大きくなっている。
 こんなにも明るい状況で鮮明な動画で見ると、今日子のアソコはかなり異形に見える。クリトリスは完全に剥き出しで、小指の先ほどもあるくらい大きい。
 そして、膣周りは濡れすぎてドロドロだ。ほとんど太ももの半ばくらいまで蜜が溢れてしたたっている。

「そうなの。改造されちゃったんだ。いつもクリがパンツにこすれて、さっきみたいに歩いてるだけでイクの」
 今日子は、興奮している声だ。その顔も、すでにとろけかかっているみたいに見える。
「マジか。ヤバいね。お姉さんって、ヤクザの女なの?」
 男性が少し引いたような感じで質問する。
「違うわよ。ただ、淫乱な妊婦よ」
 そう言って、今日子はアソコを指で拡げた。すると、すぐに蜜があふれ出す。アナルの辺りまで垂れていき、ワックスを塗ったように光っている。

「うわ、エロっ」
 男性は、驚きながらも興奮している。
「クリ触って。強くしても良いからね」
 今日子は、アソコを指で拡げたまま言う。男性は、すぐに指で今日子のクリトリスをまさぐり始めた。
「うぅあっ、あっ、アンッ、クリ気持ちいいっ」
 今日子は、すぐに大きくあえぎ始めた。大げさにも見えるあえぎ方をしているが、演技とは思えないような真に迫ったあえぎ声だ。
「固い。クリって、こんなに固くなるんだっけ?」
 男性は、驚きながらも触り続ける。仕事を忘れて夢中になっているみたいだ。
「フフ、たくさん触られたからだよ。お兄さんで、ちょうど200人目なの」
 今日子は、信じられないことを言う。すでに、200人と経験した? ヘルスなので最後まではしていないにしても、200人の男性に裸を見られて性的なサービスをした……もう、工場長との不倫どころの騒ぎではない。
 でも、私はすでに射精しそうなほど勃起している。この状況で、興奮している……自分でも、戸惑ってしまうほど興奮している。

「そうなんだ、すごいね。ヤリマンじゃん」
「ありがとう。嬉しいわ」

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