前回の話

千里は、目を閉じたまま顔に精液をかけられ続けている。よけることもなく、顔をドロドロに汚されていく千里……。僕は、しごいてもいなかったペニスが射精してしまったことに、我ながら激しく驚いてしまっていた。

僕は、勃起していた自覚すらなかった。それなのに、手も触れずに射精をした……。いくらなんでも興奮しすぎだと思う。僕は、おかしくなってしまったのかな? と感じていた。

画面の中では、秀一さんがシャワーで千里の顔の精液を流し始める。顔中精液で汚された千里の顔を、僕は一生忘れないのではないかな? と感じていた。そして、二人は一緒に湯船に入った。


秀一さんの身体に背を預けるように湯船につかる千里。少し落ち着きがない感じだ。でも、秀一さんが耳元で何か言うと、楽しそうに笑った。僕は、もうこの時点で満足してしまっていた。他の男と楽しそうにしている千里……それだけで、もう充分すぎるほどの嫉妬と興奮を感じている。

千里は、何か話をしながら微笑んでいる。何を話しているのだろう? すごく楽しそうに感じる。さっきまでの緊張でガチガチだった千里が、ウソのようだ。

秀一さんは、千里の耳たぶにキスをしながら胸を揉み始めた。乳首をこねくり回されながら耳たぶを軽く噛まれる千里……。小さく身体を震わせながら、とろけた顔をさらしている。秀一さんの愛撫は、とても滑らかで優しそうだ。千里は、見たこともないくらいに顔をとろけさせている。

秀一さんが何かささやくと、千里は顔だけ振り返って秀一さんを見つめる。自然な感じでキスをしてしまう二人……。僕は、嫉妬で呼吸が荒くなる。キスなんて、していいと言ったつもりはない。でも、ダメとも言っていなかったかもしれない……。

二人は、唇を軽く重ねるようなキスを続ける。その間も、彼は千里の乳首を愛撫し続けている。そして、二人のキスは徐々に激しさを増していく。最初に舌を入れたのは、秀一さんだ。千里は、それを抵抗することもなく受け入れている。
しばらくは一方的に口内をかき混ぜられていた千里。でも、秀一さんが何か言うと、おずおずと舌を絡め始めた。千里が、他の男と舌を絡めるキスをしている……。僕は、想定していなかった状況にうろたえるばかりだ。パンツの中の精液も、気持ち悪いなと思う。

積極的にも見えるくらいに舌を絡めている千里。本当に、夢中でキスをしているように見えてしまう。別に、秀一さんは不細工ではない。でも、一目惚れするようなルックスでもないはずだ。それなのに、千里は夢中でキスを続けている。どうしてだろう? 千里も、この異常な状況に興奮しているのだろうか?

少しすると、二人はキスをやめた。そして、湯船を出て行く。そして、二人がタオルを身体に巻き付けた状態でリビングに入ってきた。僕は、慌てて気配を殺して動きを止める。秀一さんは僕を見もしないが、千里は僕の方を見た。そして、恥ずかしそうにうなずくと、秀一さんとベッドルームに入っていった。

ドアを閉めずにベッドルームに入った二人……。僕は、覗いても良いんだなと理解した。そして、やっぱり気配を殺しながら近づいていく。部屋の中を覗くと、ベッドの上で二人がもつれるように抱き合いながらキスをしていた。

こんなにたくさんキスをするなんて、想像もしていなかった。キスだけでこんなにも衝撃を受けてしまう……。セックスが始まったら、僕はどうなってしまうのだろう? そんな事を考えながらのぞきを続ける僕。すると、秀一さんがキスをしながら千里のタオルを外し始めた。

大きな胸がこぼれ落ち、千里は恥ずかしそうな顔になっている。
「すごく綺麗だね。おっぱいも大きいし」
千里のことを褒める彼。38歳のサラリーマンの彼にしてみたら、20歳の女子大生を抱けるのはラッキーだと思っているのかもしれない。千里は、そんな事ないですと言って照れる。でも、実際に千里は綺麗で可愛いと思うし、胸も大きくてセクシーだと思う。

ぱっと見た感じは、眼鏡をかけた真面目な女の子……文学少女という雰囲気だ。でも、今は眼鏡を外しているので、いつもよりは垢抜けて見える。そんな千里が、他の男に胸を揉まれ始めている。僕は、焦燥感で声を出してしまいそうだ。優しく千里の胸を揉む彼。
「柔らかいね。お餅みたいだよ」
褒め言葉なのか判断に迷う言葉をかける彼。でも、千里は嬉しそうに、
『ありがとうございます。大きくて、コンプレックスなんです……』
と答える。
「そうなの? 最高のおっぱいだよ。自信持って良いと思うけど」
そんな言葉をかけながら、乳首を舐め始めた。
『あっ、ンッ、うぅ、うぅあぁ』
千里は、甘い声をあげる。でも、声を我慢しているような感じもする。そのまま秀一さんは、千里の乳首を舐め続ける。
「もう、固いね。さっきもすぐに固くなったけど、乳首感じる方なの?」
優しい口調で質問する彼。千里は、恥ずかしそうにうなずく。そして、
『もっと強く舐めて欲しいです……軽く噛んでください』
と、リクエストをし始めた。僕は、彼女のそんな言動に驚いて声が出そうだ。

秀一さんは、言われるままに千里の乳首を強く舐め始める。
『うぅっ、ンッ、うぅっ、うぅっ、あっフゥ』
千里は声のトーンが変わっていく。さらにとろけた感じだ。でも、かたくなに声を堪えているような感じがする。すると、秀一さんが千里の乳首を軽く噛んだ。
『ひぃっ、うぅっ』
千里は、一瞬痛そうな顔になった。でも、すぐによりとろけた顔に変わる。秀一さんは、千里の乳首を軽く噛んだり舌で強く舐めあげたりしながら、指でも摘まみ始めた。乳首がグニャッと変形するくらいに強く摘まむと、千里は、
『うぅううあぁっ、ダメぇ』
と、とろけきった声をあげる。噛んだり摘まんだりしながら、秀一さんが責め続ける。すると、千里は徐々に声が変わっていき、
『あっ、あんっ、うぅっ、ダメぇ、あっ、ふぅ、あぁっんっ』
と、あえぎ声になっていく。
「良いよ、もっと声出してごらん。我慢してたら、気持ちよくなれないよ。彼氏さんに、もっととろけた声を聞かせてあげないと」
そう言って、強めに乳首を噛んだ。
『ヒィアッ、ダメぇ、気持ちいいです。声我慢出来ないです』
本当に恥ずかしそうにそう言うと、千里は我慢するのをあきらめたようにあえぎ始めた。
「可愛い声だね。もっと感じてごらん。乳首でイッても良いからね」
そんな風に言いながら、千里の乳首を噛んだり摘まんだりし続ける彼。千里は、トロトロにとろけた顔であえぎ続ける。もう、声を我慢するのはあきらめたようだ。

セックスに対して好奇心の強い千里……でも、他の男性相手にはそれほど感じないのではないかと思っていた。心が伴わないセックスで、感じることはない……そんな期待もしていた。

『アッ、あんっ、ダメッ、気持ちいいです。ひぃぅっ、アッ、あんっ、もっと強くっ! うぅあぁっ! そう、もっとっ! アグゥ、ダメぇ、気持ちいいっ』
乳首を強く噛まれて、本当に気持ちよさそうになっている千里。僕は、ズボンの上からペニスをまさぐり始めた。精液でグチャグチャになっているせいか、ズボン越しの刺激でもかなり気持ちいい。

『うぅあっ、アッ、ダメぇ、ダメッ! もうダメです、うぅっ! イヤッ、イヤァ!』
追い詰められたような声に変わっていく彼女。
「良いよ、イッてごらん。乳首でイッてごらん」
秀一さんはそんな言葉をかけると、心配になるほど強く千里の乳首を噛んだ。
『うぅうぁああぁっ!!』
千里は、身体をのけ反らせるようにしながら叫ぶ。そして、身体をガクガクッと2回震わせた……。もしかしたら、イカされてしまった? 僕は、乳首で千里をイカせてしまった彼に敗北感を感じる。いつも千里とセックスをしていても、彼女をイカせることが出来るのはまれだ。

「イッちゃったね。乳首でもイケるんだ」
嬉しそうな彼。
『初めてです……こんなの初めてです……』
千里は、はにかみながら言う。部屋が明るかったら、多分顔は真っ赤だと思う。
「へぇ、そうなんだね。乳首でもイケるって事は、こっちはもっとイキやすいのかな?」
彼はそう言って、無造作に千里のアソコを触り始めた。
『アッ、うぅ、気持ちいいです。あぁ、ダメぇ』
千里は、すぐにあえぎ始めてしまった。初対面の男性にアソコをまさぐられているのに、恥ずかしがることも抵抗することもなくあえいでいる。もう、すっかりとセックスに没頭しているように感じる。

さっきまでは、本当にするの? と不安そうに言っていたのに、今は不安を感じている気配もない。あんなに強く乳首を噛まれても感じていた。僕は、千里のことをまだまだ何も知らなかったんだなと思ってしまう。そして同時に、まだ秘めた欲望や欲求があるんだろうか? と、そんな風に思ってしまう。

そして僕は、想像していた異常に興奮している。千里が他の男に抱かれる姿を見たいという気持ちは、自分でもどの程度の欲求かわかっていなかった。でも、さっき手も触れずに射精をしてしまった事で、本当に寝取られ性癖が強かったんだなと気がついた。

「すごいね、こんなに濡れる子初めてだよ」

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