前回の話

私は、由美子が冗談でやっていると思った。あまりにも感じすぎている。まるで、痴女もののAVのようだ。いくらなんでも、こんなに短時間で由美子がこんな淫乱になるとは思えない。

でも、由美子はほとんど泣いているような顔で私を見ながら、
『パパ、見ないで、お願い……うぅっ、入れてるだけで……あぁ』
と、うめくように言う。正和は、腰をゆっくりと動かしながら、
「ダメですよ。見ないでなんて。先輩、由美子さんが感じてるところ見たいんだから。ほら、もっと見せてあげましょうよ」
と、そんな風に言いながら腰を動かし続ける。


早い動きではないが、ストロークがとても長い。由美子は、ズブズブとペニスを埋め込まれていくときはギュッと足の指を内側に曲げて身体も丸まるようにする。その上で、歯を食いしばるような感じでうめく。

そして、ペニスが抜けていくときは、のけ反って身体をガクガクッと震わせるように動かしながら、
『ぁっぁあぁ~~っ!』
と、叫び声を上げる。ほとんど悲鳴のような声だ。私は、セックスで女性がこんなにも乱れるなんて、この目で見ても信じられない。AVなんかは大げさにやってるだけ……そう思っていた。

「ほらほら、もっと先輩のこと見つめて」
そんな風に言いながら、正和は腰の動きをどんどん加速していく。
『うぁっ、あっ、ダメぇ、イクっ、イクっ、すぐイッちゃうっ! イッてるのにまたイッちゃうのっ!!』
由美子は、声を震わせている。顔は、より追い詰められたような顔になっていて、快感を感じているのか恐怖を感じているのかわからなくなってしまう。

「ほらほら、もっと先輩に教えてあげないと。どんなおチンポがどこに入ってるのか、どう気持ちいいのか」
腰を動かしながら由美子に指示をする正和。由美子は、
『パパ、シリコンリングのついたおチンポが、由美子のオマンコに入ってるの。ゴリゴリこすれて、気持ちよくておかしくなりそうなの。パパ、ごめんなさい。もう無理、イクっ、イクっ、んおおぉおっ! イグぅっ!!』
由美子は、野太いようなうめき声交じりに叫ぶ。私は、由美子がこんな声を出すのかと、心底驚きながらも興奮しきっている。私は、ひたすら股間をまさぐり続ける。ズボン越しでも、射精感がかなり高まっている。

『パパ、イッちゃった……。でも、またすぐイッちゃうと思う……。パパも、直接しごいて良いよ。私がおチンポに狂うところ見て、オナニーして良いよ』
由美子は、私をまっすぐに見つめながら言う。私は、まるで催眠術にかけられたような感じで、すぐにズボンとパンツを下ろしていた。あらわになるペニス。でも、正和のものと比べると、悲しくなるほどのサイズしかない……。

『パパも、気持ちよくなってね』
由美子は、そんな風に言いながら自分で腰を動かし始めた。由美子がイッたタイミングで、動きを止めていた正和。由美子は、彼の身体に向かってお尻をぶつけていく。
『うぅあっ、あっ、うぅっ、あぁんっ、気持ちいいっ、うぅ~~っ! こすれてる、おチンポリングこすれてるっ』
由美子は、我を忘れたように腰を動かし続ける。バックでハメられた状態でガンガン腰を動かす由美子は、何かに取り憑かれてしまったように見える。

まさかとしか言えない。こんなのは、想像もしていなかった。いくらなんでも、夢中になりすぎ。そこまで快感が大きいなんて、あり得るのだろうか?

『うぅっ、うぅぅ~~っ! うぅう゛ぅ~~っ!』
由美子は、声も出せずにうめき続ける。そして、思い切りお尻を正和の下腹部にぶつけた途端、電気ショックを受けたように身体を震わせた……。
『イ、イッちゃっった……こんなの、初めて……。こんな気持ちいいの、知らない……』
由美子は、トロンとした顔で言う。まるで、寝ぼけているようにも見える顔だ。目の焦点が合っていないように見える。

「そんなに気持ちよかったですか? じゃあ、もっと楽しんで下さいよ。じゃあ、僕が座るんで、上になってくれますか?」
そう言って、正和は無造作にペニスを抜く。由美子は、ペニスを抜かれてうめきながら身体を震わせる。そして、夢遊病のような動きで彼の上にまたがった。対面座位でペニスを入れてしまった由美子。すると、すぐに動き始めた。

『あぁ、これ凄い、奥にも……強く当たるの、あぁ、ダメ、もうダメ、覚えちゃった……パパ、覚えちゃったの』
由美子は、私を見て謝りながら腰を動かし続ける。上下に動かしていた腰は、いつの間にか前後に揺さぶるような動きになっていく。
『あぁっ、あっ、あぁぁ~~ッ、気持ちいいっ! パパ、もうダメ、もう忘れられないっ。このおチンポ、気持ちよすぎてダメなのっ!』
腰をガンガン振りながら叫ぶ由美子。私は、そんな由美子の痴態を見ながらオナニーを続ける。由美子は、次第に腰だけを動かすようになっていた。ヘソの下からグラインドさせる……。由美子がこんなAV女優のような動きをするようになるなんて、30分前には想像もしていなかった。

由美子は、私を見つめながら、
『パパ、イクっ、またイクっ、見ないで、もう……ダメ、身体が覚えちゃう……もうダメなの、うぅあっ、あっ、あぁぁ~~っ! イグゥゥッ!!』
と、叫んで痙攣した。動きの止まった由美子。すかさず正和がキスをした。由美子は、弱々しく彼に腕を回して抱きつく。もうろうとしているような感じで、ほとんど無意識でしているように見える。

正和は、由美子の口の中に舌を差し込んで動かし始める。由美子も、つられるように舌を絡め始めた。抱き合いながら、濃厚なキスを続ける二人。私は、二人の激しいキスを見ながら射精を始めた。すると、私のうめき声に気がついた由美子が、再び私を見た。
『パパも、イッたんだね……。良かった。興奮したんだね』
由美子は、ホッとしたような顔で言う。でも、半分放心状態というか、ボーッとしているように見える。

正和は、再び由美子にキスをする。そして、腰を突き上げる動きを始めた。由美子は、大きくうめく。でも、口を塞がれているのでうめき声しかあげられない。必死でしがみつくように抱きつく由美子……。私は、射精した直後なのに、もう興奮している。

『うぅううぅっ! うう゛ぅ~~っ』
うめきっぱなしになった由美子。正和は、キスをしたまま腰をガンガン突き上げる。由美子は、もの凄い力で抱きついているような感じだ。そして、足の指がギュッと曲がったり広がったりをせわしなく繰り返している。
本当に、気持ちよくて仕方ない……。そんな感じに見える。
「あぁ、ヤバい。イキそうになってきた」
正和は、そんな風に言って腰の動きを弱くする。コンドームをつけていないことを、私も今さら思い出す。すると、由美子が正和にキスをして腰を動かし始めた。かなり激しい動き。まるで、男性のスパートのような感じの動きだ。

正和の身体に、自分の下腹部をこすりつけるような動きを続ける由美子。舌も、メチャクチャに使っている。すると、正和がキスを振りほどきながら、
「由美子さん、ストップ、出ちゃいます。コンドームつけてないですって」
と、慌てて言う。生で挿入するときは、正和は得意気な感じだった。でも、いざ射精しそうになると、慌ててしまうようだ。由美子は、慌てる正和の唇を再び奪う。そして、腰の動きはさらに加速していく。

私は、強い不安で息が止まりそうになってきた。これは、イカせるつもりなのではないか? 中に出させるつもりなのではないか? そんな不安で息が止まりそうだ。でも、なぜか私のペニスだけは、意思を持ったように上下に揺れる。勃起しすぎて痛みを感じるほどだ。そのまま、激しい動きが続く。

少しすると、正和はキスを振りほどきながら、
「で、出ますっ、ヤバいですっ」
と、狼狽しながら言う。でも、由美子は腰を動かし続ける。私も、妊娠してしまうのではないかと焦り始めた。まだ由美子は37歳だ。充分に妊娠してしまう年だ。私は、止めようと思った。でも、気がつくと私はまたペニスをしごいていた。狂ったように激しくペニスをしごく私……。射精した直後でも、圧倒的な快感を感じる。

「ほ、本当に出るっ、出ちゃいますっ! ヤバいっ」
正和は、かなり焦っている。そして、由美子は腰を振り続ける。正和は、
「ダ、ダメ、マジで、もう……」
と、絞り出すように言う。すると、由美子は腰をスッと上に持ち上げた。抜けるペニス。でも、抜けた瞬間くらいのタイミングで射精が始まった。手も触れていない状態なのに、射精を始めたペニス……。その勢いは、もの凄い。打ち上がった精液は、由美子の膣周りにぶつかるように当たっていく。うめきながら射精を続ける正和。その量も、かなりの量だ。

手も触れていないペニスが、ドクンドクンと脈打つように動きながら精液を射出し続ける。本当に、ギリギリのタイミングだったようだ……。本当にそうなんだろうか? 少しは中に出してしまったのではないだろうか? 私は、疑念と心配で胸が苦しくなる。

『いっぱい出たね。フフ。お疲れ様』
由美子はそんな風に言う。さっきまでの取り憑かれたような感じは消えている。
「ヤバかった……。危なかったですよ」
正和は、ホッとしたような顔で言う。その表情を見る限り、本当に中には出していないのかもしれない。私は、少しホッとしながらも、由美子の膣周りが精液でドロドロなことが気になった。
精液が、中に入っていってしまうのではないか? そんな心配で不安になってしまう。
『ドロドロになっちゃった。シャワー浴びてこないとね』
由美子は、自分の下腹部を見て言う。まだ、少しうっとりしているような顔だ。
「どうでしたか? 俺のチンポは」
正和は、得意気な顔で言う。
『え? うん。けっこう気持ちよかったよ』
由美子は何食わぬ顔で言う。
「ホントですか? さっき、メチャクチャイキまくってませんでしたっけ?」
からかうような口調で言う正和。
『そうだったかしら? 覚えてないわ』
そう言って、由美子は立ち上がる。そして、浴室に移動を始めた。でも、私を見て、
『パパも、興奮したんだね。やっぱり、寝取られ性癖だったんだ』
と、笑いながら言う。私は、どう答えて良いのかわからないままうつむいてしまった。

浴室に移動する由美子。そして、正和も衣服を整え始める。
「先輩、どうでした? やる気になりました?」
正和が尋ねてくる。私は、何のことかわからずに何のことだと聞いた。
「シリコンリングですよ。由美子さん、凄く気持ちよさそうでしたから」
正和は、得意気に言う。私は、どう答えて良いのかわからず、口ごもった……。
「絶対にやった方が良いですって。だって、見てたでしょ?」
正和は得意気だ。すると、由美子が戻ってきた。

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