前回の話
玲奈は、泣き顔で私を見つめながら腰を一気に下まで下ろしてしまった。
『うぅあぁっ、大きいっ』
玲奈は、高山さんの大きなペニスを根元まで入れると、とろけたような声を上げてしまった。コンドームも何もつけていない生のペニスが、玲奈の膣中に根元まで入ってしまっている……。私は、想定していなかった状況に息が詰まってしまう。


「良いんですか? コンドームつけてないですよ」
高山さんは、淡々と冷静な口調で言う。慌てた感じもないし、興奮している様子もない。
『……外に出して下さい。あなた、見ないで……ひどい顔になっちゃうから……』
玲奈は泣きそうな顔でそう言うと、すぐに腰を動かし始めた。よほど焦れていたのか、上下に勢いよく動かしてしまっている。
『ンッ、あっ、あっ、うぅっ、奥まで当たってる。あなた、ごめんなさい。声我慢出来そうにない……の……』
玲奈は、泣きそうな顔のまま腰を動かし続ける。私は、他の男の上で腰を振る玲奈を見ながら、間違いなく興奮してしまっている。嫉妬や焦燥感は感じているが、それ以上に興奮する気持ちを抑えることが出来そうにない。

『気持ちいいっ。あなた、ごめんなさい。見ないで、もうダメなの、抑えられないの、声でちゃう、感じちゃうっ』
玲奈は、そんな風に言いながら腰を動かし続ける。上下に激しく動かしながら、やっぱり私の方を見つめ続ける玲奈に、私は射すくめられたように動けない。それなのに、股間だけは別の生き物のように縦に揺れるように何度も動いている。

「良いんですか? ご主人が見てるのに、こんなにはしたない動きをしてしまって」
高山さんは、落ち着いた口調で言う。玲奈は、
『だって、無理です。もう我慢出来ない。気持ちいいです。高山さんの、大きくて気持ちいいです。いつもは当たらない所に、いっぱい当たってますっ』
玲奈は、我を忘れたような声で言う。私は、そんなに違う物なんだろうか? ペニスのサイズの違いが、そんなに快感に影響するものなんだろうか? と、考えていた。それを認めたくないという気持ちもあるのかもしれない。でも、玲奈は見たこともないくらいに激しく腰を動かし続けている。

私に対して、いつも不思議なほど従順な玲奈。でも、今は私の事なんて見えていないような感じで腰を動かし続けている。そして、上下に動いていた腰が、徐々に前後に動くようになってきている。なるべく奥に入れたまま、それで腰を動かしたい……。そんな気持ちが透けて見えるような動きだ。

『うぅあっ、あっ、あなた、ダメ、見ないで、顔とろけちゃってる、うぅあっ、あっ、イヤァ、見ないでッ、うぅあっ』
玲奈は、見ないでと言いながらも腰を狂ったように動かし続ける。もう、ヘソから下だけを高速でグラインドしているような動きだ。こんな動きをする玲奈は、今まで一度も見たことがない。

「あぁ、気持ちいい。奥さんの、すごく締まってますよ。搾り取られそうだ」
高山さんが満足げに聞こえる声で言う。私は、焦ってしまった。本当に、中に出されてしまう……。妊娠してしまう恐怖も感じるが、それ以上に中に出されてしまうと言うこと自体が、嫁をマーキングされてしまうように感じてしまう。

車の中でも、おそらく二人はコンドームなしでセックスをしたのだと思う。でも、高山さんは射精をしていなかったはずだ。このまま、本当に玲奈の膣中に出してしまうのだろうか? 私は、不安でおかしくなりそうだ。

『ダ、ダメぇ、まだイッちゃダメ……』
玲奈は、そんな風に言いながら腰を使い続ける。もっと楽しみたい……。そんな気持ちが見えてしまう。玲奈は、楽しんでいるのだろうか? 高山さんとのセックスに、ハマってしまっているのだろうか? そんな事ばかりを考えてしまう。

『あなた、ごめんなさい。イキます、イッちゃう。高山さんのでイキますっ』
玲奈は、私の目をまっすぐに見つめたまま叫ぶように言う。そして、腰の動きがさらに早くなっていく。
『イクっ、イクっ! あなた、イッちゃうっ! 違うの人のおちんちんで、イッちゃうのっ! うぅあぁっ!』
玲奈は、腰をガクガクッと震わせながら動きを止めた。拳を握りしめたような感じになりながら、ガクガクッと震え続ける玲奈手。私は、こんなに感じている玲奈を見たことがない。敗北感を感じながら、玲奈を見つめる私……。玲奈は、少しすると、泣きそうな顔で私を見つめてくる。
『あなた……ごめんなさい。キス……して』
玲奈は、罪悪感にまみれたような顔で言う。でも、罪悪感は感じている様子はあるが、顔は半分とろけたままだ。私は、吸い寄せられるように玲奈にキスをした。すぐに飛び込んでくる玲奈の舌。荒い息遣い……。私は、なんとも言えない感覚のまま玲奈の舌に舌を絡めていく。

玲奈は、高山さんとつながったまま、私の舌を夢中で吸う。そして、舌をメチャクチャに使って私の口内をかき回す。どんな気持ちなんだろう? 他の男にイカされ、他の男とつながったまま私とキスをする……。何を考えているのだろう?

すると、高山さんが微妙に腰を動かし始めた。けして激しい感じではなく、軽く揺さぶるような感じで動かしている。
『うぅ~っ』
玲奈は、私とキスをしたままうめく。どう見ても、感じてしまっているような仕草だ。玲奈は、こんな状況でもキスを続ける。そして、高山さんはゆっくりとしたリズムで腰を動かし続ける。

私は、まるで3Pのような状況に、興奮が高まりすぎなほど高まってしまっている。玲奈は、私と濃厚なキスを続けながらも高山さんとの生セックスを続けている。腰を動かしているのは高山さんでも、よく見ると玲奈の腰も高山さんの腰の動きに合わせて動いているように見える。

私は、卑猥な玲奈の腰の動きを見てまた強いショックを受けてしまう。どう見ても、玲奈は積極的にセックスを楽しんでいる。私の寝取られ願望を叶えるためと言うよりも、自らの喜びのためにそれをしているようにしか見えない。

『あなた、イッちゃった。イカされちゃった……。ごめんなさい。怒ってる?』
玲奈は、腰を卑猥に動かしながら謝る。私は、怒っていないと告げる。
『フフ。だって、こんなになってるもんね。興奮してるんだね』
玲奈はそう言って私のペニスを握る。私は、そんな事はないとも言えず、うつむいてしまった。すると、高山さんが、
「交代しますか? 今なら、奥様の子宮降りてきてますよ」
と、言い始めた。すると、玲奈はすぐにスッと立ち上がる。抜ける高山さんのペニス……濡れて光っているのでやたらと迫力がある。私は、敗北感を感じながらそれを見つめていた。すると、玲奈が私をベッドの端に座らせる。そして、私にまたがってきた。

『アン。固い。すごく固くなってるね』
玲奈は、嬉しそうな声を上げる。私は、複雑な気持ちになりながらも、ペニスの先端にコリッとした物が当たる感触を感じている。いつもなら、そんな風に触れることはない感触だ。

『当たってるよ。公夫さんの、少しだけ当たってる』
玲奈は、嬉しそうに言いながら腰を動かし始めた。上下に腰を動かすと、より締まりが増すような感覚になる。
『気持ちいい? 私も気持ちいいの。いつもと全然違う感じがするよ』
玲奈はとろけたような顔になりながら腰を動かし続ける。私は、まったく想定していなかった状況に戸惑いながらもすでに射精感がかなり高まってしまっている。

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