前回の話

直之は、キスをしながらセックスを続ける恭子を見て、暗い気持ちになっていた。昨日の突然のセックスは、妊娠したときのアリバイ作りのためだった? キスをしなかったのも、拓也に申し訳ないと思っていたから? そんな邪推をしてしまっている。
でも、同時に、おとといまでピルを飲んでいたのなら、昨日から飲まなくなったところで妊娠などしないはず……。直之は、そんな事を思っていた。でも、ピルに対してそこまでの知識もないので、もしかしたら妊娠する可能性もあるのだろうか? そんな心配もしていた。



『拓也、好き。愛してる。どうなっても良いから妊娠したい。拓也ので妊娠したい』
恭子は、理性を失った顔で言う。拓也は、友人の母親にそんな恐ろしいことを言われているのに、嬉しそうな顔になっている。そして、
「絶対に妊娠させるよ。恭子は俺のオンナだから」
と、言う。息子の友人にそんな言葉をかけられて、恭子は心の底から嬉しそうな顔になってしまっている。そして、恭子はキスをねだる顔になる。拓也は、嬉しそうな顔で恭子にキスをする。恋人つなぎで手をつないだまま、キスを続ける二人。拓也の腰は、優しくくねるように動き続けている。

直之は、恭子の表情を見て愕然としていた。こんなに幸せそうな顔は、最近見たことがない……。それどころか、今まで一度もここまで幸せそうな顔になったのを、見た記憶がないと思っていた。

『好き。拓也、愛してる。孕ませて。拓也の精子で受精させて』
恭子は、そんな事を言いながら拓也に抱きついた。拓也は、
「孕ませるよ。恭子、俺の赤ちゃん産んでくれ」
と、どちらが年上かわからないような言葉で言う。恭子は、そんな言葉を聞いて嬉しそうに微笑む。拓也は、腰を徐々に速く動かし始めて行った。
『あっ、アンッ、うぅっ、おチンポ固いっ。全然違うよ。拓也の、一番気持ちいい』
恭子は、そんな言葉を口にしながら高まっていく。直之と比べるようなことを言うことで、恭子自身興奮が高まるようだ。
「ここが気持ち良いんでしょ? パパさんのじゃ、ここまで届かないんでしょ?」
恭子の膣奥深くを突きながら、そんな質問をする拓也。腰を押し込んだまま、グイグイと押すような動きを続けている。幸せそうな顔で拓也を見つめながら、とろけきった顔であえぐ恭子。自然と、両足まで拓也の身体に巻き付けるようにしている。

両腕両足を絡ませる恭子……。まるで、絶対に逃がさない、絶対にこの雄で妊娠する……と、アピールしているように見える。拓也は、また恭子にキスをする。そして、
「口開けて」
と、恭子に口を開けさせる。嬉しそうに口を大きく開ける恭子。期待に、目が輝いているのがわかる。拓也は、恭子の口の中に唾液の塊を垂らしていく。恭子は、嬉しそうにそれを口に受けると、すぐに飲み干してしまう。そしてすぐに、また口を大きく開けておかわりをアピールする。

拓也は、嬉しそうに唾液の塊を恭子の口の中に落としていく。
『おいしい。拓也、もっと飲ませて。愛してる』
恭子は、幸せを感じているような顔で唾液を催促する。拓也は、何度も何度も恭子の口の中に唾液を垂らしていった。

すると、
「もう空っぽだよ。カラカラになっちゃった。今度は、恭子が飲ませて」
と、拓也が言いながら体勢を変えていく。正常位で入れたまま、抱き合ってくるっと身体を回転させた二人。恭子が上になっている。そして、拓也の口の中めがけて唾液の塊を垂らしていくと、拓也は嬉しそうにそれを飲み干していく。

拓也も、何度もおかわりを希望する。恭子は、恥ずかしそうに何度も唾液の塊を垂らしていった。5回目が終わると、むさぼるような激しいキスを始めた。しばらくすると、恭子の身体がどんどんのけ反っていく。
『うぅあぁ、イクゥ、拓也、イクっ、イクっ! うぅうっ!!』
恭子は、天井を見るくらいに背中をのけ反らせながら身体を震わせる。直之は、恭子のつま先がせわしなく動くのを見て一気に興奮してしまった。
恭子が、本気で感じている姿……。それは、直之にはとても美しく見えた。たとえ、それが他人相手にそうなっているとしても……。
「恭子、今日は敏感だね」
拓也が嬉しそうに言う。
『だって、妊娠させてもらえるかもしれないって思ったら……』
恥ずかしそうに言う恭子。すると、拓也が腰を突き上げ始めた。
『あっ、うぅっ、拓也すごいっ、気持ちいいっ! もっとっ!』
恭子は、すぐに気持ちよさそうな声を上げ始める。直之は、快感にとろけた恭子の顔を見て、これが現実なんだなと悲しい気持ちになっていた。
「恭子、自分で乳首触ってみて」
拓也がそんな指示をする。恭子は、恥ずかしそうに自分の両乳首を摘まむように触り始めた。
『あっ、ンッ、拓也、恥ずかしいよ、あっ、んっ』
恭子は、恥ずかしがりながらも乳首を触り続ける。
「そんな事言っても、めちゃくちゃ締まってきてるよ。興奮してるでしょ。自分で乳首触りながら腰振ってごらん」
拓也は、腰を突き上げるのをやめてそんな指示をした。まるで、拓也の方が年上で、調教でもしているような感じになってきている。恭子は、顔を真っ赤にしながらも、両乳首を摘まみながら腰を動かし始めた。直之は、息子の友人の言いなりになりながら卑猥な行動をし続ける恭子を見て、強いショックを受けた顔になっている。

恭子は、乳首を触りながら腰をくねらせるように動かし続ける。
『あっ、アンッ、気持ちいいっ。拓也、乳首気持ちいいの。敏感になってるみたい』
恭子は、そんな事を言いながら腰の動きを加速していく。自ら乳首を愛撫し腰を振り続ける恭子は、淫乱そのものという感じだ。
「エロい顔になってるよ。恭子、クリトリスも触ってみて」
拓也が指示をする。すると、恭子は言われるままに右手でクリトリスを触り始めた。
『あぁ、ダメ、気持ちいいの。ごめんね、淫乱な女で……』
恭子は、謝りながらもクリトリスをまさぐり続ける。そして、腰の動きも加速していく。
「もっと淫乱になってよ。俺のオンナでしょ? もっと淫乱になって欲しいな」
拓也はそんな事を言いながら恭子のことを見つめている。嬉しそうな顔だ。

『なる。拓也の好みのオンナになる。ねぇ、もうイッても良い? 我慢できないぃ』
恭子は、クリトリスと乳首をまさぐりながら、腰を狂ったように動かしている。直之は、資料室の中で股間をまさぐり始めていた。さすがにペニスを出すことは出来ず、ズボン越しにまさぐるだけの彼。でも、興奮しきった顔で夢中になっている。

「まだダメ。ほら、もっと激しくクリ触ってごらん」
拓也が、少し意地悪な感じで言う。恭子は、切なげな顔で、
『もうダメなの、イキそう、イクっ、拓也、イッちゃうっ、うぅっ!!』
と、叫ぶように言う。そして、身体をガクガクッと震わせると、信じられないほどとろけた顔で拓也にもたれかかっていく。
「気持ちよかった?」
拓也が恭子の頭をなでながら聞く。
『うん。でも、拓也まだイッてないでしょ? いま、イカせるね』
恭子はそう言って拓也の上から身体をどかせる。そして、床からローションのボトルを手に取り、拓也のペニスにローションを塗りつけていく。
『入れるね』
恭子はそう言って、拓也のペニスをアナルに入れていく。この前の時とは違い、自らアナルにペニスを入れていく恭子……。拓也は、
「締まるね。めっちゃ締まる。お尻も気に入ったの?」
拓也が質問すると、恭子は、
『う、うん。だって、こっちは拓也専用だから……。愛してる』
と、はにかみながら言う。そして、拓也はそのままゆっくりとペニスを入れて行く。
「痛くない?」
心配そうに聞く拓也。
『うん。平気だよ。さっき、綺麗にするときに少しほぐしたから……』
恭子は、恥ずかしそうに言う。
「え? ほぐす? どうやってほぐしたの?」
拓也が質問すると、恭子はみるみる顔を赤くしていく。
『そ、それは……その……。おもちゃで……』
恭子は、耳まで赤くなっている。
「ホントに!? そんなの持ってたっけ?」
驚く拓也。恭子は、
『……うん。拓也と会えないときに使おうって……』
と、小さな声で言う。すると、拓也は興奮したような顔で、
「見せてよ! どんなの使ってるの?」
と、質問する。恭子は、さらに動揺した感じで、
『え? そ、それは……うん。待ってて』
恭子は、半分ほどアナルに入ったペニスを抜くと、サイドボードの引き出しを開ける。そして、男性器型の大人のオモチャを取り出した。
「え? 大きいね。そんなの使うの?」
驚く拓也。確かに、恭子が持っているディルドは、なかなかのサイズだ。でも、拓也のペニスよりは小さい感じだ。
『……うん。拓也と同じくらいのが良いなって……。恥ずかしいよ』
本当に恥ずかしそうに言う恭子。直之は、恭子がそんな大人のオモチャを隠し持っていたことに強いショックを受けていた。本当に、拓也によって変えられてしまった……。淫乱な女に帰られてしまった……。直之は、強い危機感を感じていた。

「見せて。それで、どうやってしてるか見せて」
拓也は、かなり興奮した感じだ。
『えっ!? ダメだよ、恥ずかしくて無理だよ』
恭子は、そんな風に言う。かなりの抵抗感を感じているみたいだ。
「何でもしてくれるんでしょ? 俺が望むことなら」
拓也は、そんな風に言う。
『う、うん。じゃあ、最初は目をつぶってて』
恭子は、恥ずかしそうに言う。そして、拓也が目を閉じると、恭子はディルドをアナルに押しつけていく。仰向けのまま、大きく脚を拡げてアナルにディルドを入れようとする恭子……。

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