前回の話

画面の中の女性は、髪型や体形が嫁の真冬そっくりに見える。全裸に、申し訳程度にタオルが掛かっている状態……。胸の大きさや、足の太さなんかも彼女にしか見えない。

男性は、女性の上にかろうじて乗っているタオルをあっさりとはずしてしまった。慌てて胸と秘部を隠す女性。薄いモザイクがかかっているので、顔ははっきりとは判別出来ない。でも、目を細めると真冬の顔のように見えてしまう。


男性は、女性の腕を握って横に移動させる。女性は、胸もアソコも丸見えの状態になった。顔にはモザイクがかかっているのに、アソコにはかかっていない。ヘアも丸見えだ。

そして、やっぱり胸の感じも真冬と同じように見える。偶然の一致で、乳輪の大きさや乳首の色が一致することがあるのだろうか?

真冬は、普段はEカップのブラジャーを身につけている。大きな胸をしている割に、ウェストは細い。そして、元々色白なこともあるので、裸は本当に官能的だ。
画面の中の女性は、普段見慣れた真冬の身体と一致してしまっているように見える。

真冬が、盗撮被害に遭っている? 僕は、激しい動揺を感じながらも、画面を注視した。

男性は、女性の胸を手の平で軽く潰すようにマッサージし始める。最初から、乳首を重点的にマッサージしているような感じだ。
『うぅっ、んっ、あっ、んふぅ、うぅあっ』
女性の吐息は、さらに甘く大きくなる。男性は、女性の乳首をつまんだり指で弾くように触り始めた。
『あぁっ、アンッ、うぅっ、ダメぇ、声、あぁっ、我慢出来ない、うぅあぁっ』
女性は、あえぎ声のような声をあげ始めた。男性は、
「我慢する必要はないですよ。もっと気持ち良くなって、身体が受精しやすくしましょう」
と、真面目な声で言う。そのまま、両手で女性の胸を刺激し続ける男性……。もう、普通のマッサージではなく性感マッサージになってしまっているようだ。

『も、もう……下も……中からして下さい』
女性は、媚びるような声で言う。男性は、ゆっくりと女性の脚を広げ始めた。両脚を大きく広げた女性……。恥ずかしいのか、顔を両手で覆っている。こんなに全てをさらけ出しているのに顔だけ隠している姿は、妙に滑稽だ。

女性の秘部が丸見えになる。そこは、まるでローションを塗ってしまったように濡れて光っている。どう見ても、感じている……。性的に興奮している……。そんな感じだ。子供が出来やすくなるためのマッサージ……のはずなのに、完全に趣旨が変わってしまっているように見える。

男性は、親指がクリトリスのあたりに当たるようにしながら女性の下腹部を押す。リズミカルに押すマッサージをしているように見えるが、親指は完全にクリトリスを触っている。

『うぅあっ、あっ、アンッ、ダメぇ、クリ気持ちいいですっ、もっとっ、もっと強くっ』
女性は、もう完全におねだりモードになってしまった。子供を授かりやすくするためのマッサージ……。そんな建前はなくなってしまったようだ。

男性は、ひたすら押し続ける。クリトリスを重点的に押しながら、その周りも刺激している。
『アンッ、アンッ、気持ちいいっ、ダメぇ、もう、うぅっ、イ、イッちゃう、イッちゃいますっ!』
女性は、切なげな顔で叫ぶ。すると、男性はスッと手を引いた。
『ど、どうしてやめちゃうんですか?』
女性は、少し不満そうだ。会話の声を聞いていても、真冬の声にしか聞こえなくなってきてしまった。

男性は、
「そんなに簡単にイッてしまったら、身体は受精モードになりませんよ。もっと我慢して、大きなオルガズムを感じて下さいね」
と、女性に指示をする。どこまでも真面目な感じの声。本当に、不妊治療なのかな? と、信じ込まされてしまいそうな声だ。

『わ、わかりました……我慢します』
女性は、自身がなさそうな声で言う。すると、男性は指を二本女性の膣口にこすりつけ始めた。
『うぅっ、あっ、あぁぁ、早く……。入れて……』
女性は、切なげな声で言う。本当に欲しくてたまらないという声だ。
男性は、ゆっくりと指を挿入していく。
『うぅあぁ、ダメぇ、イッちゃうぅ』
女性は、指を入れられてすぐにのけ反りながら身体を震わせる。まだ、指を入れただけで動かしてすらいない。そして、男性は指をゆっくりと動かし始めた。
『うぅっ、うぅっ!! うぅ~っ! ダメぇ、そここすっちゃダメぇっ』
女性は、切なげな声で叫ぶ。男性は、ペースを変えることなく指を動かし続けている。白衣のようなものを着て、どこから見てもマッサージ師や整体師にしか見えない。それなのに、やっていることは完全に性感マッサージになってしまっている。

「もう、子宮降りてきてますよ。ほら、触れる」
男性は、落ち着いた口調で言う。興奮している気配もない。
『うぅう゛っ!! ダメぇ、イ、イクぅぅっ!』
女性は、身体を跳ねさせるようにしてうめく。その瞬間、顔のモザイクが完全にずれてしまった。一瞬とは言え、顔が見えてしまっていた。僕は、慌てて動画を戻して一時停止した。

もう、完全に真冬だ。間違いようのない顔だ。まさか、自分の嫁が盗撮の被害に遭っているなんて、想像もした事がなかった。
いくらモザイクがかかっているとは言え、知り合いなどに見られたらバレてしまうかもしれない。それ以前に、嫁がこんなところに通っているなんて、とても信じられない。どう見ても、自分の意志でこのイヤらしいマッサージを受けているように見える。

すると、男性は動きをとめた。
『ど、どうして!? もう少しなのに、とめないで』
真冬は、哀願するように言う。
「ダメです。そんなにあっさりとイッてしまったら、受精モードにならないです。もっと、我慢して深い快感を感じて下さいね」
男性は、そんなことを言って指を引き抜いた。
『うぅっっ』
思わずうめく真冬。男性は指をタオルで拭いながら、ディルドを取り出した。男性器をリアルに模した大人のおもちゃのようだ。
「それでは、これで自分でしてみて下さい。ここに通わなくても、自宅で自分で受精モードにする練習です」
そう言って、男性はディルドを真冬に手渡した。
『今日は……先生がしてくれないんですか?』
真冬は、モジモジと恥ずかしそうに言う。
「ちゃんと後でしますよ。まずは、自分で訓練してみて下さいね」
男性は、淡々と言う。まるで興奮していない感じだ。真冬のこんな姿を見ているのに性的な興奮を感じていないとすると、夫の僕としては複雑な気持ちになる。

『は、はい、やってみます……』
真冬は、恥ずかしそうにディルドを膣口に押し当て始めた。真冬が手に持つと、その大きさが良くわかる。僕のペニスよりは大きい。でも、少し大きい程度だ。

真冬は、そのままディルドを膣中に押し込んでいく。
『うぅっ、あっぁっ、気持ちいいっ』
真冬は、そんな言葉を漏らしながらさらに押し込んでいく。
『当たってます。奥に、もう当たってる』
真冬は、震えるような声で言う。
「はい。子宮かなり降りてきてますよ。そのまま、たくさん刺激してみて下さい」
男性は、優しい口調で言う。すると、真冬はディルドを抜き差しするように動かし始めた。
『うぅあぁっ、あっ、アンッ、気持ちいいっ、当たってます。奥まで当たってるのっ』
真冬は、そんな言葉を口にしながらディルドを動かし続ける。本当に気持ちよさそうな声をあげながら、どんどん動きを早くしていく。

無修正の動画なので、ディルドが出入りするのがよく見えている。あんなに激しく動かして、痛くないのだろうか? そんな心配をしてしまう。

しばらく夢中でディルドを動かし続ける真冬。彼女がこんな激しいオナニーをしているなんて、とても信じられない。
「良いですね。それでは、これを壁にくっつけます。立ちバックの格好でしてみて下さい」
男性は真冬からディルドを受け取ると、すぐ横の壁にディルドを貼り付けた。そこが吸盤になっているようで、ピタッと張り付いている。

壁に、ディルドがくっついている……。それは、かなりインパクトのある光景だ。そして、黒いディルドは所々白く汚れてしまっている。

真冬は、そのディルドのすぐ前に立つと、後ろ向きになる。そして、ディルドを手で導きながら挿入してしまった。
『うぁぁっ、これ気持ちいいですっ』
真冬は、立ちバックの体勢でディルドを根元まで入れてしまった。少し背中をのけ反らせ気味になっているのが、快感の大きさを物語っているようだ。

「良いですよ。好きに動いて下さい」
男性は、優しい声で指示をする。真冬は、言われるままに腰を動かし始めた。立ちバックの体勢で、ぎこちなく腰を振る真冬……。

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