前回の話

杏奈は、僕のペニスに舌を絡ませながら、夢中でフェラチオを続けている。研二の精液にまみれたペニスを、愛おしそうにくわえている。

僕は、杏奈の幸せそうな顔を見て、複雑な気持ちになっていた。この顔は、僕のペニスをフェラチオしているからなのか、研二の精液を口に含んでいるからか判断がつかない。

『あっ君の、すごく固くなってるね。どうしたの? いつもより興奮してるね』
杏奈は、そんな風に言いながら僕のペニスを舐めたり手でしごいたりしてくれている。僕は、研二とのセックスの動画を見たからだよと言ったら、どんなリアクションをするのだろう? そんな想像をしてしまっていた。

すると、杏奈が僕を床に寝転がらせる。そして、そのまま僕にまたがってペニスを挿入してしまった。コンドームなしで入れてしまった杏奈。すぐに、腰を上下に動かし始めた。着衣のまま、イヤらしく腰を動かす杏奈。
普段の僕とのセックスでは、ほとんど上になることなんてない。杏奈は、腰を膣口をこすりつけるような動きに変わっていく。まるで、もっと奥までペニスを入れようとしている感じだ。

『あっ君、すごく固い。気持ちいいよ。あっ君も気持ちいい?』
杏奈は、そんな風に言いながら腰を動かし続ける。少しでも奥まで入れようと、必死で膣口を押しつけてくる。僕は、比較されているんだなと感じていた。
研二のペニスでは届いた場所に、僕のペニスでは届いていない……。そういうことだと思う。杏奈は、僕がそんなことを考えてリアクションが薄いのを気にしてか、身体を折り曲げてキスをしてきた。舌が口の中に飛び込んできて、グチャグチャにかき混ぜてくる。僕は強い興奮を感じながらも、さっき見た研二と杏奈のセックスのことをイメージしていた。
僕とのセックスでは、あり得ないほどの感じ方。杏奈とセックスをしているのに、強い敗北感を感じてしまう。そして、僕はあっけないほど簡単に射精感が増してきてしまった。イキそうだと告げると、
『良いよ、イッて。そのまま中に出して』
と、杏奈が言う。研二に対して言っていたときとは、まるで違う冷静な感じだ。僕は、嫉妬と敗北感の中、あっけなく射精をしてしまった。

『ドクドク言ってる……。あっ君、大好き』
杏奈は、嬉しそうな顔でそう言ってくれる。でも、愛してると言ってくれないことに、言いようのない不安を感じる。研二には、沢山愛してると言っていた。もしかして、杏奈は僕よりも研二の方が好きになっているのではないか? そんなことを考えてしまう。

杏奈は、疲れていたのかすぐに寝てしまった。研二とあれだけ激しいセックスをしたら、無理もないかもしれない。僕は、杏奈の寝顔を見つめながら、無性に興奮していた。今、彼女の体内には僕の精液の他に、研二の精液も入っている。
他人の精液を膣奥に入れたままの嫁……。僕は、それを思うと呼吸も苦しくなるほどに興奮をしてしまう。自分でも、どうしてここまで興奮するのか理解出来ないまま、股間をまさぐり始めてしまった。

美しい寝顔。本当に、どうして僕なんかと結婚してくれたのだろう? と、思ってしまう。僕が馬鹿なことをしなければ、ずっと幸せに暮らせていたはずなのに、どうして研二にあんなことを頼んでしまったのだろう? そんな後悔がよぎりながらも、僕は結局ペニスをしごき始めた。

杏奈の寝顔を見ながら、夢中でペニスをしごく。今日は、もう何回射精したのだろう? それなのに、僕のペニスは異常なほどの固さになっている。そして、快感も大きい。

研二とキスをする杏奈……。愛してると叫ぶ杏奈……。そして、中に出して欲しいと言った杏奈……。僕は、そんな光景を思い出しながら、夢中でしごき続ける。すると、自分でもあきれるほどあっけなく、射精をしてしまった。

幸せそうに眠る杏奈を尻目に、僕はトイレに向かう。そして、出してしまった精液を拭きながら、今後のことを考えていた。色々なことを考えてしまい、なかなか考えがまとまらない。
トイレを出ると、研二にメールをした。杏奈の好きなようにしてやってくれと言うことと、また動画を送ってくれと言う内容だ。研二からは、了解とだけ返事が来た……。

それ以後の杏奈との生活は、とくに何も変わらなかった。逆に、杏奈の僕に対する態度は、よりラブラブな物になっているようにすら感じる。でも、研二からは定期的に動画をアップロードしたとメッセージが来るようになった。それも、かなりの頻度で……。

動画を再生すると、インターホンが鳴ったところから動画は始まった。研二がドアを開けると、コートを着た杏奈が立っている。上気した顔、見るからに興奮しているのが伝わってくるような表情だ。

「エロい顔してるね。ちゃんと着てきたの?」
研二は、そんな風に声をかける。すると、杏奈がとろけたような顔でコートをはだけ始める。そして、コートを開くと、杏奈は胸が上下ともはみ出てしまっているようなチューブトップの下着みたいな服と、股下ゼロセンチどころか普通に立っているだけでショーツが見えてしまっている、ピンク色のマイクロミニのスカートを穿いていた。

チューブトップは薄くて乳首がはっきりと見えてしまっているし、太ももの内側は、濡れて光っているのが見える。何度も隠し撮りをするうちに、研二はカメラを増やしてくれた。玄関や風呂、トイレにまでカメラを設置した研二……。僕は、あらゆる場所で犯される杏奈を見ながら、オナニーをするのが日課になってしまっている。

「うわ、エロ。て言うか、濡れすぎてあふれてるじゃん」
研二は、わいせつ物のような卑猥な杏奈の姿を見て、そんな風に言う。杏奈は、スカートをまくり上げながら脚を開く。すると、布の小さなショーツは見てわかるほどぐっしょりと濡れていて、太ももの濡れた部分と繋がっているのがわかる。
『だって、こんな格好で外歩くなんて……恥ずかしいし……見られたらどうしようって……』
杏奈は、モジモジと言う。顔は真っ赤になっていて恥ずかしそうだが、やっぱり興奮してとろけた感じの表情だ。

研二は、くっきりと浮き出た乳首を触る。
「カッチカチだ。俺のチンポより固いんじゃない?」
研二は、あきれたように言う。
『んっ、ふぅ、ダメぇ』
杏奈は、すぐにとろけた声を漏らす。研二は、チューブトップ越しに乳首を摘まみ始めた。
「これ、電車の中でイッたんじゃないの? コートがこすれただけで、気持ち良かったでしょ?」
研二は、そんな風にいいながら杏奈の乳首を摘まんで責め続ける。
『う、うん。イッた……イッちゃった……。見られてるかもって思ったら、ドキドキして敏感になって……ねぇ、もう入れて。研二のおチンポ、すぐハメて下さい』
杏奈は、堪えきれないという顔でそんなセリフを言う。杏奈は、この数ヶ月ですっかりと変えられてしまった。淫乱な牝に、調教されてしまった。

「じゃあ、まずは口でしてよ。くわえるのも、好きでしょ?」
そんな風に言う研二。すると、杏奈はすぐに研二のズボンのファスナーに指をかける。そして、あっと言う間にペニスをあらわにさせると、
『あぁ、すごく固い。これが欲しかった。研二のおチンポ、早く欲しいの』
と、興奮しきった声で言いながら、パクッとペニスをくわえてしまった。そして、そのまま頭を前後に動かし始める杏奈。わざとだと思うが、大きな音を立てながらバキュームもしている。
「すごくがっつくね。本当に、杏奈は淫乱になったね」
研二は、嬉しそうに言う。彼とは、この数ヶ月直接話をすることはなくなった。メールすらすることもない。ただ、一方的に彼から動画をアップロードしたという通知が来るだけだ。

僕は、それを心の底から楽しみにしている。そして研二も、僕が何も言わないせいか、杏奈との行為がどんどんエスカレートしている。

杏奈は、そんなことを言われてもフェラチオを続ける。そして、グショグショになっている股間をまさぐり始めた。オナニーをしながらのフェラチオ。杏奈は、すぐにうめき声をあげ始める。頭の動きはさらに速くなり、股間をまさぐる指は、膣中に挿入されてしまっている。

まだコートを羽織ったまましゃがみ、オナニーしながらのフェラチオを続ける杏奈。もう、セックスのことしか頭にないようだ。僕ではない男にハメられるために卑猥な格好で電車に乗り、周りに大勢の人がいる中でイッてしまう杏奈……。ハメてもらうために必死でフェラチオをする杏奈……。どれも、僕の知っている彼女ではない。

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