前回の話

夏彦は、ひな子の言葉に驚いていた。挿入はしない約束……。ひな子も、そこまですることには抵抗があったはずだ。それなのに、ひな子は潤んだ目で間宮のペニスを見つめながら、媚びるように夏彦に質問した。
『もうダメ。パパ、入れてもらっても良い? 我慢出来なくなっちゃったの。お願い』
ひな子は、内股気味になり、モジモジとしている。入れたくて仕方ない……そんな気持ちが丸わかりの動きだ。
間宮は、落ち着いた表情のまま、夏彦の方を見ている。二人に見つめられ、夏彦は固まってしまった。さっきまで激しくオナニーをしていたペニスも、急速に固さを失っていく。

『あ、また勃たなくなっちゃった?』
ひな子は、夏彦のペニスを見て心配そうに言う。でも、モジモジとした動きをしたままだ。夏彦は、そんなひな子を見て、間宮に話しかけた。
「その……やっぱり、挿入もお願い出来ますか?」
夏彦は、情けない気持ちになっていた。他の男に、妻への挿入をお願いする……。普通に考えて、あり得ないことだ。でも、夏彦は質問しながら自分が興奮するのを感じていた。

「私は構いませんよ。それでは、コンドームを装着しますね」
間宮は、落ち着いた口調で言う。すると、ひな子は、
『そ、その……そのままお願いします。ゴムがついてると、擦れて痛い時があるので……。それに、今日は大丈夫な日ですし』
ひな子は、まさかの言葉を口にする。夏彦は、心底驚いた顔になっている。
「これだけ濡れていれば、擦れることもないと思いますよ」
間宮は、表情を変えることなく言う。
『……もう、待ちきれないんです。すぐ……入れてください』
ひな子は、震える声で言う。そして、脚を広げて自分で抱えるようにする。挿入をねだるポーズ……。AVではよく見る姿だ。でも、夏彦は自分の妻がそんな格好をしていることに、強い衝撃を受けていた。
そして、跳ね上げるように勃起するペニス……。夏彦は、あられもない格好のひな子を見ながら、ペニスをしごき始めた。

すると、間宮はペニスを握り、ひな子の膣口に押し当てる。そのまま挿入するかと思ったが、こすりつけるように動かし始めた。まるで、あふれ出ている愛液を、膣口周りに塗り広げているような動きだ。
『うぅ、あっ、固い……すごいの……パパ、すごく固いの』
ひな子は、脚を抱えたまま夏彦に話しかける。夏彦は、嫉妬と興奮でおかしくなりそうになりながらも、ひな子のことを見つめている。

「本当に、入れても良いんですか?」
間宮は、ひな子に再確認する。この状況で、落ち着いた言動だ。
『来て。すぐ欲しいの。おかしくなっちゃう』
ひな子は、焦れきった顔で言う。まるで、泣いているようにも見える。
「わかりました。では、失礼して」
間宮は、あくまで事務的だ。そして、恐ろしく太くて大きなペニスが、ゆっくりとひな子の身体の中に入っていく。
『うぅあぁ太い……。パパ、見ないで、見ちゃダメ』
ひな子は、泣きそうな声で言う。夏彦は、思わず目を伏せた。そんな夏彦の前で、間宮はゆっくりとペニスを挿入していく。

『うぅあぁ、ダメぇ、これすごいの、擦れて、ううっ、気持ちいいの』
ひな子は、あっさりと快感にとらわれてしまった。
「痛かったら、言って下さい」
間宮は、あくまで落ち着いている。そして、ペニスは半分以上膣中に消えている。
『大丈夫です。痛くないです。そのまま、入れて下さい、うぅあぁ、ヒィうぅ』
ひな子は、少しだけ怯えたような感じで言う。でも、すぐに快感に顔がほころぶ。
「子宮口に当たりました。痛いですか?」
間宮は、そんな質問をする。ひな子は、初めての感覚に、我を忘れそうになりながら、
『気持ちいいですっ、こんな、あぁ、初めてです。こんなの初めてぇ』
と、声を漏らす。
「奥が感じるんですね。では、全部入れます」
間宮は、落ち着き払った口調で言うと、腰をさらに押し込む。夏彦は、思わず顔を上げた。
残りの部分のペニスが、徐々にひな子の体内に消えていく。あのサイズなら、ヘソのあたりまで届いているのではないか? 夏彦は、そんな風に思っていた。そして、心配していた。内臓が、おかしくなってしまうのではないか? そんな心配だ。

『す、すごいぃ、これ、あぁ、気持ちいいっ、奥すごいです、もっと押して、うぅっ、そう、奥にギュッと、うぅあぁっ』
ひな子は、初めての子宮口への刺激に、とろけきった顔になっている。間宮は、とうとうペニスを全部挿入してしまった。そして、ペニスの先を、子宮口にこすりつけるように動かし始めた。

『あっ、あぁっ、それすごいです、うぅっ、気持ちいいっ、もっと、もっとして、ヒィぁあぁ、こんな……すぐイッちゃう、パパ、もうイッちゃう、ねぇ、イッても良い? パパのじゃないおちんちんで、イッても良い?』
ひな子は、興奮しきった顔で質問する。夏彦は、ペニスをしごきながら、何度もうなずいていた。

間宮は、そんな二人のやりとりを見て、腰の動きを変える。いきなりペニスの引き抜くように動かしと、
『ンオォおぉおぉっ! だめぇ、抜いちゃダメぇ』
と、ひな子は泣きそうな顔で言う。ペニスがほとんど全部引き抜かれる寸前、間宮は動きをとめる。ひな子は、安心したような顔になるが、その瞬間、間宮は一気に腰を押し込む。
『ンギィッ、うぅあぁ、イッちゃったぁ、パパ、イッちゃったの、ごめんなさいぃ』
ひな子は、一突きで完全にイカされてしまった。夏彦は、ペニスをしごきながら歯を食いしばる。一瞬でも力を抜けば、あっけなく射精しそうになっている。

間宮は、もう一度ペニスを引き抜き始める。ひな子は、身体を折り曲げるようにしながら、
『んおぉおお゛お゛お゛ぉっ、こすれて凄いのぉ』
と、嗚咽するような声であえぐ。夏彦は、強い敗北感を感じながら、それでも夢中でペニスをしごき続けている。
そして、間宮は抜ける寸前で動きをとめる。でも、なかなかペニスを入れようとしない。抜けるかどうかのところで、かろうじて亀頭が入っているような状況だ。

『い、入れて。奥に欲しい。早く、奥まで入れて下さい』
ひな子は、哀願するように言う。夏彦は、こんなことになるとは思ってもいなかっただけに、後悔し始めていた。間宮は、まだ動こうとしない。すると、ひな子が腰をモジモジと動かし始め、そのうち下に下にとずらすように動かし始めた。ペニスを、少しでも中に入れようとあがいている感じだ。

夏彦は、ひな子が他の男のペニスを求めて、浅ましい動きをしているのを見て、泣きそうになっていた。こんなはずではなかったと思っていた。
そんな彼の前で、ズリズリと腰を下にずらしていくひな子。ペニスは、徐々にひな子の膣中に消えていく。
「本当に、欲しいんですね。ご主人が見てるのに、凄いですね」
間宮は、そんなことを言う。でも、その言葉すら、マッサージの一環なのかな? と、思うほど、事務的な感じだ。

『イ、イヤァ、パパ、見ないで。顔、ひどくなってるから。お願い、見ないで……ごめんなさい』
ひな子は、泣きそうな声で言う。本当に恥ずかしくて仕方ない……そんな感じだ。でも、ひな子の顔は、快感にとろけている。夏彦はひな子に言われても、今度は顔を上げたままだ。
「もっと、気持ち良くなって良いよ。せっかくなんだから、楽しんで」
夏彦は、そんな言葉を口にしていた。ひな子は、その言葉に驚いた顔になる。でも、夏彦のペニスを見て、安心したように、
『パパは平気みたいです。気にしないで、思い切りして下さい』
と、間宮に告げた。間宮は、了解しましたと言いながら、腰を動かし始める。ひな子は、その動きに驚いたような顔になりながら、
『あぁっ、あっ、うぅぁっ、凄いっ、奥、うぅっ、気持ちいいっ! パパ、凄いのっ! 気持ちいいのっ! ゴメンね、すぐイッちゃうっ、気持ち良すぎておかしくなるっ』
と、叫ぶように言う。間宮は、一定のリズムでペニスを出し入れし続けている。ごく単調な動きにもかかわらず、ひな子は信じられないほどに顔をとろけさせている。

すると、間宮の動きは変わり、ストローク量もリズムも不規則になる。ひな子は、さらに顔をとろけさせながら、シーツを握りしめたりしている。
『パパ、もうダメっ、イクっ、イクっ、すごいの来ちゃうっ!』
ひな子は、今まで経験したことのない強い快感に、軽くパニックを起こしているような顔だ。間宮は、さらに指でクリトリスを触ったり、乳首を触ったりもする。
自分が気持ち良くなることに、まるで興味がないような感じで、腰や指を動かし続ける間宮。表情も、ほとんど変わらない。暗殺者のGのような働きぶりだ。

「良いですよ。我慢しなくて良いです。出して下さい」
間宮は、前触れもなくそんなことを言う。すると、ひな子は顔を真っ赤にしながら、
『で、でも、うぅぁ、も、漏れちゃう、とめて……ダメ』
と、弱々しく言う。間宮は、まったく気にすることなく腰の指も動かし続ける。すると、ひな子は両手で顔を覆い隠すようにした。
『ダメぇ、もう、うぅっ、で、出るっ、出ちゃう、パパ、見ないでッ、ダメぇっ』

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