前回の話

動画は、妻がハメ潮をまき散らしながら絶叫しているところで終了した。私は、ザーメンが飛び散ってしまったネットカフェの個室ブースで呆然としていた。自分でも驚くほどの量が飛び散り、キーボードやテレビ画面にまで付着してしまっている。

画面は真っ黒になっていて、もう何も映し出していない。そして、再生自体も終了してしまった。私は、慌てて他の動画を探したが、この1本以外は販売されていないようだった。
とりあえず飛び散ってしまったザーメンを拭き取り、気持ちを落ち着かせようとするが、考えれば考えるほど状況は悪いと思う。こんな動画がネットに晒されてしまっていては、どう考えてもマズいに決まっている。
でも、妻にこんなことが起きているなんて、この目で見ても信じられない。あの日、帰ってきたときは体調が悪そうだったが、次の日にはいつもの妻に戻っていたと思う。それ以降、不審な点も思い悩んでいるそぶりもなかったように思える。

私は、暗い気持ちのまま帰宅した。帰りの電車で色々と調べたが、ロシアのサイトで売られているこの動画を削除してもらう手段は、基本的にはないみたいだ。方法はあっても、実行されないので意味がないと言うことらしい。私は、弁護士や警察に相談する必要があるのかな? と、思いながら電車でスマホを触り続けた。

そして帰宅すると、
『パパ、お帰りなさい!』
と、妻が元気よく抱きついてきた。そして、妙に興奮した顔でキスをして来る。いきなり舌を差し込まれてしまい、私は戸惑っていた。キスをしながら、さっきの動画のことも頭をよぎる。すると、妻が私のペニスを触ってきた。

『フフ。カチカチだね。ご飯の前に私でも良い?』
妻は、熱っぽい目で言う。私は、息子達のことが気になって平気なのか聞くと、今日は週末で実家に泊まりに言っていると言われた。そう言えば、そんな予定だったなと思い出す。

『忘れてたの? 私は楽しみにしてたのになぁ』
少しすねたように言う妻。とてもじゃないが、あんなひどい目に会ったとは思えないような明るい感じだ。やっぱり、他人のそら似? そんな事を思い始めるが、あれは絶対に妻のはずだ。
私は、戸惑いながらもゴメンと謝る。そして、もう一度妻を抱き寄せてキスをした。嬉しそうに舌を絡めてくる妻。私は、あの動画の影響もあるのか、すぐに興奮状態になってしまった。
キスをしながら妻の胸を揉み始めると、ブラジャーをしていないことがわかる。生地越しに触れる乳首は、すでに固くなっている。私は、それを指でつまみながら、
「どうしてこんなに興奮してるの?」
と、聞いた。妻は恥ずかしそうに、
『だって、久しぶりだし、パパのすごく固くなってるから……』
と、モジモジした感じで言う。私は、一気に彼女の上着をまくり上げて脱がせた。
『あん、恥ずかしいよ……ベッドに……』
妻は、顔を赤くしながら言う。確かに、こんなに明るい玄関で上半身裸になるのは恥ずかしいのかもしれない。でも、私は妻の裸を見てより興奮してしまった。そして、この裸を他人に見られてしまったこと、ネットに晒されてしまっていることなどが頭をよぎり、激しい嫉妬のような感情がわき上がる。

私は、ベッドに行こうとする妻の胸をむしゃぶりついた。
『あっ、ダメぇ、恥ずかしいよ、パパ、ダメだって、うぅっ』
妻は、恥ずかしそうに逃れようとするが、私はつかまえて舐め続ける。
『あっ、あっ、パパ、どうしたの? ちょっと怖いよ、うぅっ、ダメぇ、あっ、あん』
妻は、恥ずかしがりながらも声がとろけていく。私は、あんな目にあったのにセックスが怖くなっていないのかな? と、疑問に思っていた。そんな疑問を打ち消すように、妻は私のペニスを握ってくる。ズボンの上から握られ、しごかれてしまうと、気持ち良くて声が漏れそうになる。

『ねぇ、もう我慢できない……ベッド行こうよ』
妻は、甘えた声で言う。私は、やっと妻の言う通り寝室に移動した。寝室に入ると、私の服を脱がせてくる妻。
『強引なパパも好きだよ。ちょっとドキドキしちゃった』
私の服を脱がせながらそんな事を言う妻。セックスに積極的なのは前からだけど、ここまで積極的なのは記憶にない。裸になった私のペニスをすぐにくわえると、バキュームしながら激しいフェラチオをしてきた。すぐに完全に勃起した私は、
「しおり、もう我慢できないよ」
と言い、彼女の服を脱がせて全裸にした。そして、彼女に覆いかぶさろうとすると、
『パパ、ちょっと待って、これ使って欲しいんだ』
と、ベッドの下から電マを取りだしてきた。私は、あの動画を思い出し、ドキドキが強くなる。妻に何か変化が起きたのは間違いないと思う。
「どうしたの、それ? どこで買ったの?」
私が質問すると、
『うん。ネットで買ったんだ。一度使ってみたいなぁって……。ダメ?』
と、妻は言う。私は、それを受け取りながら、ダメじゃないよと答えた。そして、コンセントに繋ぎ、スイッチを入れる。すると、ビィーンと強めの振動音が響く。
『わっ、凄いね、こんなに強いんだね』
妻は初めて見たようなリアクションを取る。私は、あの動画を見ているだけに複雑な気持ちになる。でも、私自身の手で、あの動画のように妻を感じさせてみたいと思う気持ちが強くなってきた。

私は、まず妻の乳首のあたりに電マを当ててみた。
『うぅっ、あ、あっ、凄いね、こんなに震えるんだ』
妻は戸惑ったような声をあげる。でも、可愛らしい吐息も漏れている。私は、当て方を工夫しながら、小刻みに動かしたりする。
『うぅ、うっ、パパ、気持ち良いよ。凄い、あっっんっ、くすぐったいけど、こんなの初めてだよ、うぅっ、うっ、うぅあっ』
妻は可愛らしい声をあげ続ける。もう、完全に感じているような感じだ。私は、ダイヤルを操作して振動を強くした。すると、
『うぅあっ、あっ、凄いよ、気持ち良いっ、パパ、気持ち良いっ!』
声が大きくなってくる妻。私は、感じている妻を見て、もっと感じさせてやりたい気持ちになる。そして、そのままお腹から下腹部へ移動させていくと、ヘソの下あたりに当てたとき、
『うぅっ! す、凄いよ、そこ気持ち良いッ、パパ、あぁっ、あっ、あぁ〜っ!』
と、妻は強く感じ始めた。私は、クリトリスにまだ当てていないのに、妻がこんなに感じていることに驚いた。当てているのは、もしかしたらちょうど子宮のあたりなのかもしれない。

『うぅあっ、あっ、中まで響いてるのっ、パパ、気持ち良いっ、うぁうっ!』
妻はどんどん声が大きくなっていく。私は、グッと強めに押し込んでみる。すると、嫁は少しのけ反るような格好であえぎ続ける。ふと嫁のアソコを見ると驚くほど濡れていて、内ももまで濡れて光っていた。私は、電マをアソコに当てていく。
『うぅああっ! パパ、ダメっ! ダメぇ〜っ! ヒィうぅっ! うぅあっ! 凄すぎるのっ! と、止めてっ! あぁぁっ!!』
妻は叫ぶ。のけ反り、シーツを掴みながら叫んでいる妻を見て、私はさらに押し当てていく。電マがクリトリスに当たると、
『うぅああっ! パパ、ダメぇ〜っ! イッちゃうっ! イクッ! イクゥゥッ!!』
嫁は、太もも辺りを震わせながら叫んだ。まるっきり、あの動画と同じだ。妻は、この快感にハマってしまったのだろうか? あんな風に犯されたのに、嫌悪感を持たなかったのだろうか? 私は、色々なことを考えながらも、妻の激しい感じ方を見て興奮していた。今まで見たことのない妻の顔……私はこらえきれずに彼女に覆いかぶさった。

濡れすぎなアソコは、何の抵抗感もなくペニスを飲み込んでいく。すると、今まで感じたことのない感覚だった。膣全体がうねっているような、絡みつくような感触がある。そして、締めつけてくる感じも強い。

『パパ、凄いっ、固くなってるよ、パパ、気持ち良いっ!』
妻は、気持ちよさそうな顔であえぐ。私は、さらに腰を振り続ける。
『気持ち良いっ! パパ、もっとっ! あっ、あっ、あんっ』
妻はいつも以上に感じている。でも、あの動画の感じ方と比べると、全然感じていないように見えてしまう。あの動画の妻は、もっと我を忘れていた。
悔しい気持ちを感じながら、私は電マを手に取り、腰を振りながら妻のクリトリスに当てていく。
『うぅああっ! パパ、ダメぇっ! 気持ち良すぎるのっ! うぁうあっ! んぉおおぉっ! ダメっ! ダメぇっ!』
妻は、激しく感じ始める。ギュッと膣全体が締まってきて、軽く痛みを感じるほどの締まりになる。私は、まだ挿入したばかりなのに、もうイキそうになってしまった。妻にもうイキそうだと告げると、
『まだダメっ、もっとっ! パパ、もっとしてっ!』
妻はそんな風に叫んだ。でも、ただでさえ早漏の私は、電マで激しく感じる妻を見て、我慢できずに射精を開始してしまった。
『うぅあっ、パパ、熱いの出てる』
妻は、嬉しそうに言う。パイプカットをして以来、当たり前のように中に出しているが、動画の男も中に出していた。彼もパイプカットしていると言ってはいたが、そんなのは全然アテにならないと思う。それに、パイプカットが本当だとしても、中に出されてしまったことには変わりがない。妻の膣奥深くに、他人がザーメンを注ぎ込む……。私は、それを想像しながら、嫉妬なのかなんなのかよくわからない感情で妻を抱きしめた。

『パパ、ありがとう。凄く気持ち良かったよ』
妻は可愛らしく甘えながら言ってくる。
「どっちが? 電マ?」
私が質問すると、
『どっちも。でも、同時が一番かな?』
妻は恥ずかしそうに言う。私は、話を切り出すべきかどうか迷っていた。警察や弁護士に相談するべきなのかもしれない。でも、妻はあまりにも普通だ。やっぱり、何かの間違い? そう思うほど、妻はいつもと変わりない。

私は、結局言い出すことなく様子を見ることにした。次の日、動画を販売していたサイトを見ると、妻の動画は消えていた。サンプルの短い動画も含めてなくなっていて、ネットで検索しても出てこない状況だった。私は、狐にでも化かされたような気持ちになったが、少しホッとする気持ちもあった。

それからしばらく様子を見ていても、妻に変化もなかったし、動画サイトに妻の動画が出てくることもなかった。私は、交通事故にでも遭ったと思って忘れる方がいいのだろうか? と、思い始めていた。

そんなある日、もうあの事もあまり考えなくなっていた頃、久しぶりに例の動画サイトを見ると、目にモザイクはかかっているが、どう見ても妻と思われるサムネイルがあった……。

私は、一気に胃のあたりが重くなったが、何かの間違いかもしれないと思い動画を購入した。

動画を再生すると、黒のイヤラシいランジェリー姿の女性が映った。ブラジャーのカップ部分が開いていて、乳房も乳首も丸見えになっている。ショーツは女性器がギリギリ隠れるような小さなサイズで、へアは丸見えだ。そして、ガーターベルトもついている。AV女優とか風俗嬢がするような格好みたいだ。
目のところにモザイクがかかっているので多少わかりづらいが、やっぱりどう見ても妻だと思う。

「似合うじゃん。旦那にも着てやれば良いのに」
男の声が響く。でも、姿は見えない。カメラを回している人間が話をしているみたいな雰囲気だ。
『……そんなの無理です』
女性が小さな声で言う。声もやっぱり妻そのものだ。もう、この動画の女性は妻で間違いないと思う。
「なんで? 電マは使ったんだろ?」
『そ、それは……。はい、使いました。でも、こんな下着、はしたないって思われちゃう……』
妻は、困ったように言う。
「なに言ってんだよ。今さらだろ。キメセク好きのド淫乱が、なに言ってんだよ」
『そ、そんなこと……』
妻は、口ごもる。
「別に、イヤなら帰っていいんだぞ。自分から連絡してきたくせに、清純ぶるなって」
男は冷たい口調で言う。妻は、うつむいて何も言えない。

「ほら、まず口でしろよ」
カメラが動いて男性の下半身が映る。男性はベッドに座ったみたいだ。剥き出しのペニスが画面に映っている。ただ、まだ勃起していなくてだらしなく横たわっている。妻のセクシーな格好を前に興奮していない男性を見て、私は複雑な気持ちだった。

『わかりました。失礼します』
妻はそう言うと、男性のペニスを舐め始めた。手を使わず、舌だけでペニスを愛撫する妻。カメラは、その様子をアップで撮している。目のところだけモザイクがかかっているが、時折急な動きに対応できずにズレてしまう。その度に、妻のパッチリした目が見えてしまう。

『あぁ、凄い、固くなってきました』
妻は、うわずった声で言いながらペニス舐めたりくわえたりし続ける。さっきまでの怯えた感じは消え、発情したような感じになってしまっている。
「ホント好きだな。ド淫乱が」
男は、からかうように言う。
『だって、クスリのせいで……』
妻は言い訳がましく言う。
「まだ打ってねーだろ? 別に、やめても良いんだぞ」
男は楽しそうな口調で言う。
『……ほ、欲しいです……。クスリ、打って下さい』
妻は、迷ったような感じで言う。
「ちょっと待ってろ」
男がそう言うと、画面が真っ黒になった。画面が切り替わると、また妻がフェラチオをしていた。でも、さっきとは勢いが違う。髪が振り乱れるほどの勢いで頭を振り、かなり大きな音を立てている。

「スゲぇな。食いちぎりそうだな」
男は、少し引いている様子だ。
『ほ、欲しい、もう入れて下さいっ、おチンポ欲しいのっ!』
妻は、カメラに向かって言う。目はモザイクがかかっているが、発情しきっている顔になっているのがわかる。
「もっとしっかり奉仕しろよ」
男は、カメラを回しながら命令する。

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