前回の話

私は、射精の快感に声を漏らしていた。自分の妻が、他の男の精液を飲み干している姿を見ながら射精するなんて、我ながらどうかしていると思う。

でも、異常な高ぶりは収まる気配もない。私たちの寝室で、AV男優とアナルセックスをしている里帆……。男優にコンタクトを取ったときは、こうなるなんて想像もしていなかった。今さら後悔しても遅すぎると思うが、私は強い後悔を感じていた。

里帆は、男優の精液を飲み干した後、すぐに彼のペニスをくわえ始めた。それは、綺麗にするためとかそういう感じではなく、無理矢理にでも勃起させようという感じだ。

「ちょ、ちょっと、吸い過ぎだって。そんなにすぐ立たないから」
男優は、慌てた感じで言う。
『時間ないんだから。ぶっといおチンポ、早く入れて欲しいな』
里帆は、甘えた声ではしたないリクエストをする。男優は、あきれたように笑っている。すると、カメラが里帆の顔をアップにし始めた。薄いモザイクがかかっているが、こんなにアップになると里帆だとわかってしまうと思う。

「子供や旦那に悪いって思わない?」
男優は、からかうような口調で質問する。
『それは……。思うよ。でも、我慢出来ないもん。ねぇ、早く入れて。もう、おっきくなったでしょ? 早くケツマンコ犯して』
里帆は、そんな風に言うと、男優に背を向けて四つん這いになった。そして、自分でアナルを大きく拡げ始める。さっき、あれだけ激しくアナルセックスをしたせいもあるのか、里帆のアナルは大きく穴が開いたように拡がっている。

男優は、手持ちのカメラで撮影を続けながら、ペニスを里帆のアナルにあてがっていく。モザイクがかかったペニスは、本当に大きい感じがする。あんなものが、小さなアナルに入るのが信じられない。

『うぅあぁ、太いの来たぁ』
里帆は、とろけきった声をあげる。
「旦那のより、どれくらい大きい?」
男優は、そんな質問をした。
『え? どれくらいって、どうだろう……。大人と子供くらいは違うかな?』
里帆は、そんな言い方をする。
「旦那、子供チンポなんだ。そりゃ、欲求不満になるよな」
男優は、吹き出しながら言う。私は、そんな風に馬鹿にされているのに、息が苦しくなるほどの興奮を感じている。そして、射精してさほどたっていないのに、またオナニーを始めてしまった。

『そんな事ないよ! 欲求不満なんて感じてないもん』
里帆は、すぐにそんな事を言った。
「へぇ。じゃあ、どうしてAVなんて出てるの?」
男優は、どこか楽しそうだ。
『だって、出ないと会ってくれないでしょ? もう、このおチンポ無しじゃダメになっちゃったんだもん』
里帆は、媚びたような口調で言う。私は、自分の妻が他の男にこんな態度を取っている事が、どうしても信じられないでいる。

AVとしての台本通りにしているのではないか? 思ってもいない事を言わされているだけなのではないか? そんな風に考えてしまう。
「そんなにこのチンポ好きなんだ」
『うん。大好き。だって、死んじゃうくらい気持ちいいんだもん。ねぇ、動くね。もう我慢出来ないから』
里帆はそんな風に言うと、腰を前後に動かし始めた。カメラは、里帆のお尻の動きを撮し続けている。後背位で繋がっているのに、必死で腰動かす里帆。動くたびに、アナルがめくれ上がるような感じになりながらも、滑らかに力強く腰を振っている。
『あっ、んっ、うぅあっ、めくれちゃうぅ、おチンポ太すぎるぅ』
里帆は、はしたない言葉を口にしながら、どんどん高まっていく。
「ホント、エロいわ。こんなに淫乱なのに、今までよく子供チンポで満足してたな」
からかうように言う男優。
『だって、知らなかったから。こんなに気持ちいい事があるなんて、知らなかった』
里帆は、うわずった声でそんな事を言いながら、さらに腰の動きを加速していく。

この前に見たDVDで、里帆は初めてアナルセックスをしたはずだ。その時は、まだ痛みを感じていた。それが今は、まったく痛みを感じていない様子だ。

男優とは、撮影以外でも会っているという事だろうか? 私は、里帆が浮気をしているという事実に、さらに後悔の気持ちが強くなる。

「よし、もっと狂わせてやるよ」
男優はそう言うと、カメラを置いて腰を振り始めた。両手で里帆の腰のあたりを掴み、思い切りピストンをすると、里帆はのけぞるような格好になりながら、
『あっ、あっ、アンッ、あぁ~っ! 気持ちいいっ! お尻壊れるっ! んおぉお゛お゛お゛ぉっ!』
と、野太い声であえぎ続ける。甲高い鳴き声と、低いうめき声のようなものが混じるあえぎ声は、本当に気持ちいいんだなと伝わってくる。

「スゲぇな。オラ、イケ! 夫婦の寝室で、ケツでイケっ!」
男優は、里帆のお尻を平手で叩く。その度に、里帆は身体を震わせて悲鳴のような声をあげる。
『イグっイグっ! んおぉお゛っ! おぉお゛っ! 死んじゃうっ!』
里帆は、泣いているような声を出す。気持ち良すぎて本当に泣いてしまっているような感じだ。

男優は、楽しそうにお尻を叩き続け、腰を突き動かし続ける。そして、ゆっくりとペニスを抜き始め、抜けそうになると一気に根元まで突き入れる。
『イッぎぃっ! うぅああ、イッちゃった、ケツマンコ気持ちいいのぉ』
里帆は、とろけきった声であえぐ。見慣れた寝室で、妻が他の男とアナルセックスをし続けている……。私は、狂ったようにペニスをしごき続けた。

「よし、出すぞ。中に出すから」
男優は、そんな風に言う。
『ダ、ダメぇ、出すならオマンコにっ。子宮にかけて欲しいっ!!』
里帆は、信じられないような言葉を口にする。
「ケツの方が感じるんじゃなかったっけ?」
男優は、そんな風に聞く。
『だ、出されるのはオマンコが良いのっ! イケない事してるみたいで、感じちゃうのっ!』
里帆は、興奮しきったような声で叫ぶ。男優はあきれたような顔になると、里帆のアナルからペニスを抜き、そのまま膣に入れてしまった。そして、すぐに射精を始めると、里帆は身体をのけぞらせながら、
『うぅああぁ、妊娠しちゃうぅ』
と、とろけた声で言った。
「え? 危ない日なの?」
男優は、驚いた声で質問する。
『うん。少し……でも、きっと大丈夫』
里帆は、曖昧な言い方をする。そして、私は妊娠するかもしれない里帆を見ながら、また射精をしてしまった……。動画は、ここで唐突に終わってしまった。

私は、茫然自失の状態で身動きすら出来ないような状況だった。でも、なんとかそのDVDをコピーして個室ビデオ店を出た。

自宅で撮影をした上に、妊娠のリスクのある中出しまでされてしまう……。とても、まともな判断が出来ているとは思えないような気がする。でも、それを見ながらオナニーをする私が、一番まともではないのだと思う。

自宅に戻ると、子供達と里帆が出迎えてくれる。本当に幸せを感じる瞬間だ。でも、里帆はこの無邪気な笑顔の裏で、男優と乱れたセックスをしている……。そう思うと、たまらなく不安になってしまう。

その夜、
『パパ……。疲れてる?』
と、里帆はモジモジしながら聞いてくる。最近、頻度の増えたセックスのお誘いだ。私は、複雑な気持ちを感じながらも、疲れていないと答えて誘いを受けた。
ベッドの上での里帆は、いつもと変わらない彼女だった。恥じらい、控えめな声であえぐ姿は、AVの中の彼女とはまるで違う。恥ずかしがる彼女を四つん這いにし、バックから責めていると、彼女のアナルが見える。
元々の形を知らないのでなんとも言えないが、少し縦に伸びているように見える。アナルセックスを繰り返して、こんな形になってしまったのだろうか? 私は、アナルで狂う彼女を思い出し、あっけなく射精を開始してしまった。

『パパ、愛してる。いつも、ありがとう』
里帆は、照れくさそうに言ってくる。その言葉に嘘はなさそうだ。私は、彼女を抱きしめた。

結局、私は何も出来なかった。おそらく、里帆はあの男優と浮気を続けているはずだ。でも、私はそれを止める事もなく日々過ごしている。そして、ちょくちょく個室ビデオ店に行き、里帆の新作が出ていないかチェックしていた。

なかなか新作は出てこず、それにがっかりする私がいた。自分の妻がAVに出るのを心待ちにする日々……。我ながら、どうかしていると思う。でも、私の寝取られ性癖は完全に開花してしまったみたいだ。

そんなある日、里帆に夜のお誘いを受け、セックスをしようとしたとき、私は勃起する事が出来なかった。焦れば焦るほどどんどん柔らかくなり、私は動揺した。
里帆は、手や口を使ってなんとか勃起させようとしてくれる。でも、まるで勃起しない私がいる……。
『きっと、疲れてるんだね。ゴメンね、疲れてるときにおねだりしちゃって……』
里帆は、申し訳なさそうに謝ってくる。私は、動揺しながらもこちらこそゴメンねと謝った。

私は、隙を見てパソコンの中の里帆のAVを見た。他の男にアナルを貫かれ、信じられないほど感じている里帆……。私は、嫉妬と興奮を感じながらも、勃起しない事に驚いていた。

そして、EDになってしまった私は、焦燥感を感じる日々を過ごしていた。男として、大切な機能が欠落してしまった……。そんな気持ちで、気分は暗くなる一方だった。里帆も、何度か口や手を使って勃起させようと頑張ってくれたが、ピクリとも勃起出来なかった……。

そんな事も有り、しばらく個室ビデオ店に行っていなかったが、もしかしたらと思って立ち寄ってみた。すると、例のレーベルから新作が出ていた。パッケージの裏を見ると、パッと見てすぐに里帆とわかるような写真もあった。
以前のものは、顔全体にモザイクがかかっていた。でも、この作品は目のところしかモザイクが掛かっておらず、口元は丸見えだ。

私は、震える手でそれをかごに入れ、他の適当に選んだ5本と一緒にレジに向かった。

個室に入ってすぐに再生を始めると、セーラー服を着た里帆が出てきた。恥ずかしそうにモジモジしながら、
『こんなの無理があるよ~。もう、アラフォーなんだから』
里帆は、本当に恥ずかしそうに言う。その顔は、目のところに薄いモザイクがあるだけで、ほとんど顔が見えてしまっているような感じだ。たぶん、知り合いならこれが里帆だと気がついてしまうレベルだ。
「それが良いんじゃん。熟女がコスプレで恥じらう姿がエロいんだって」
男優は、手持ちカメラで撮影しながら楽しそうに言う。
『まだ熟女じゃないもん!』
里帆は、すねたように言う。
「はいはい。じゃあ、スカートまくってみてよ」

【続きは出典元から】