前回の話

雅俊は前回の一件以来、真希と悠人のセックスを想像するようになっていた。露出の高い格好で、悠人をからかう……。そんなイタズラ的な事をするだけのはずが、真希は結局手コキまでしてしまった。雅俊はそんな光景を見ながら、パンツの中に射精までした……。

それ以来、雅俊と真希のセックスは、少し変化した。
『悠人君のが顔にかかったでしょ? あの時、私も少しイッちゃったんだ。臭いと熱さで、興奮しちゃったみたい』
真希は、そんなことを言いながら雅俊のペニスをしごいている。雅俊は、真希に手コキをされながら悠人とのことを聞かされるというプレイに、すっかりとハマってしまっていた。

雅俊はあえぐような声でうめきながら、
「もっと、触られたいって思ってたの?」
と、質問をする。
『うん。乳首だけじゃなくて、もっと気持ちいいところも触って欲しかったな』
真希は、雅俊のペニスをしごきながら言う。雅俊は、ほとんど限界なほど興奮していた。
「い、入れて欲しいって思ってた?」
雅俊は、さらに質問を続ける。真希は、一瞬考えた顔をした後、
『うん。だって、雅くんのしか知らないから、他の人のはどうなのかなって……。興味はあるよ』
真希は、はっきりと興味があるという。雅俊はドキドキしながらも、試してみるかと聞いた。
『それは……ダメだよ。浮気になっちゃうでしょ。私も、雅くんが他の女の人としたらイヤだから』
真希は、そんな風に答えた。雅俊は、その言葉に嬉しいと感じながらも、手でするのは浮気じゃないのかな? と、疑問を持っていた。

そんなセックスを繰り返すうちに、雅俊はもっと見てみたいと思うようになっていた。そして、会社でしつこく遊びに行っても良いですか? と、聞いて来る悠人に、夕ご飯を食べに来ないか? と、聞いた。
「マジですか!? 今日ですか? 行っても良いんですか?」
悠人は、本当に嬉しそうに言う。心待ちにしていたというのがよくわかる表情になっている。
「でも、この前みたいな事はないよ。ただ、夕ご飯食べるだけだから」
雅俊は、そんな風に言う。実際は、そんなつもりはない。でも、あまり期待を持たせてしまうと、どこまでエスカレートするかわからないと思ったからだ。

「全然良いです。真希さんとお話し出来るだけで嬉しいです」
悠人は、そんな風に言う。本当に、真希のことがお気に入りのようだ。雅俊は、そんな言葉に安心しかけたが、彼の股間を見て息をのんだ。彼の股間は、ギンギンに勃起しているのがわかるくらいに盛り上がっていた。雅俊は、見なかったフリをして話を切り上げた。

雅俊は、自分の物よりも遙かに大きなペニスが真希の中に入ったら、一体どうなるのだろう? そんなことばかりを想像してしまっていた。
悠人のペニスは、AV男優なんかのように超巨根というわけではない。でも、間違いなく雅俊の物よりも一回り以上大きい。雅俊は嫉妬と劣等感を感じながらも、悠人はしょせんまだ童貞なので、デカいだけのペニスを上手く使いこなせないはずだと思うようにしていた。

雅俊は、一人になると真希に電話をした。今日、悠人が遊びに来るという報告だ。
『うん。わかった。美味しいご飯作って待ってるね!』
真希は、明るく答える。性的な話題は一切出ない。でも、雅俊は真希の声が必要以上に弾んでいたように感じ、不安な気持ちも湧いていた。

そして、仕事終わりに一緒に帰り始める二人。
「なんか、ケーキとか買っていった方が良いんですかね? それとも、ワインとかですか?」
悠人は、テンション高めでずっとしゃべりっぱなしだ。雅俊は、ケーキの方が喜ぶと答える。そして、二人でケーキ屋さんに入る。そして、あれでもないこれでもないと迷いながらケーキ選びをし、結局チーズケーキを買った。そして、帰宅する。

『ありがとう! 後で食べようね!』
真希は、本当に嬉しそうに言う。でも、悠人はケーキを渡しながら完全に固まってしまっていた。真希は、今日は下着しか身につけていなかった。

ピンク色の可愛らしい系のランジェリーではあるが、布の面積が比較的小さめだ。真希の胸は横乳が見えてしまっていて、胸の谷間も見えすぎなほど見えている。そして何よりも、ショーツが小さすぎる。微妙にヘアもはみ出てしまっているし、お尻もかなりはみ出ている。

雅俊も、真希の姿に驚いていた。とくに打ち合わせをしたわけではない。真希が自分の判断でした格好だ。
『早くドア締めて。外から見えたら恥ずかしいでしょ』
真希は、ケーキを受け取りながら言う。慌ててドアを閉める雅俊。悠人は股間をギンギンにさせながら、真希の姿を見つめていた。

そしてリビングに移動すると、すでに夕ご飯が並んでいた。雅俊と悠人は上着を脱いで椅子に座る。真希は色々と動き回っている。
悠人は顔を赤くしたまま、真希の動きを見つめていた。
『ねぇ、この下着どうかな? 今日のために買っておいたんだよ』
真希は、悠人に質問する。悠人は、
「すごくセクシーです。似合ってると思います」
と、顔を赤くしたまま答える。雅俊は、最初からこんなに飛ばしていたら、どこまでエスカレートしてしまうのだろう? と、心配になっていた。

ただ、食事が始まると、意外に普通に進んでいく。会社の話題が出たり、今日のニュースの話が出たりする。真希の格好がセクシーなことを覗いては、ごく普通の食事の場面のようだ。

しかし、徐々に下ネタが増えていく。ほとんどが、真希がきっかけだ。
『どうして、キスだけで終わっちゃったの? 付き合ってたんでしょ?』
真希は、悠人の過去の恋人との話を質問する。前回の時、キスだけで終わった彼女の話が出ていた。真希は、それが気になっていたようだ。
「なんか、勇気がもてなくて……。失敗しちゃったら、嫌われちゃうかなって」
悠人は、モジモジと恥ずかしそうに言う。
『失敗って?』
真希は、質問する。
「痛くしちゃったりとか、上手く入れられなかったりとかです」
悠人は、そんなことを言う。
『そっか。確かに、最初は上手く行かないよね。でも、私と雅くんも上手く行かなかったけど、なんとかなったよ』
真希は、童貞と処女だった自分たちの初体験の話をした。興味深く話を聞く悠人。すると真希が、
『あっ、でも、雅くんのが小さかったからなんとかなったのかも。あんまり痛くなかったし。悠人君のだと、大きくて痛いかもね』
と、言う。雅俊は、その言葉に劣等感をくすぐられ、なんとも言えない情けない気持ちになっていた。

『じゃあ、練習してみる? 本当に入れるのはダメだけど、途中までなら……。私が相手じゃ、イヤかな?』
真希は、そんなことを言い始めた。雅俊は、思わず何か言おうとする。でも、言葉が出てこない。こうなることを予想していたし、期待もしていた。

「良いんですか? でも、先輩が……」
悠人は、心配そうな顔で雅俊を見る。雅俊は、とっさに、
「途中までなら良いよ。真希も、そう言ってるんだし」
と、虚勢を張るように言ってしまった。

『じゃあ、決まりだね。ご飯食べたら、シャワー浴びてきて。ベッドで待ってるからね』
真希は、そんな風に言う。どう見ても、楽しそうな感じ……。雅俊は、そんな風に感じていた。
悠人は、もう一度雅俊に、
「本当に、良いんですか?」
と、質問する。雅俊は引くに引けず、黙ってうなずく。悠人は、良い笑顔でありがとうございます! と、言った。

そして、食事を続けながら真希が話をする。
『絶対に入れたらダメだからね。でも、途中までは思ったようにして良いからね。失敗も経験しないと、上手くなれないから』
真希は、そんなことを言う。雅俊は、好きにして良いという言葉に、無性にドキドキしていた。キスもして良いという事なのだろうか? アソコも触らせるつもりなのだろうか? 雅俊は、そんな想像をしながら、呼吸が荒くなるのを感じていた。そして、パンツの中のペニスが、いまにも暴発しそうなほどいきり立って脈打っているのを、自分のことながら不思議に思っていた。

そして食事終わり、悠人が緊張気味に、
「じゃ、じゃあ、シャワーお借りしますね」
と、言い始めた。

『うん。タオル洗濯機の上に置いてあるから使ってね』
真希は、そんな風に言う。タオルを用意していた? 最初から、こんな展開を想定していたのだろうか? 僕は、真希の言動にドキドキしていた。

そして、浴室に向かう悠人と、寝室に向かう真希と僕。真希は部屋の照明を間接照明だけにすると、ベッドに座った。
『雅くんは、どこで見てるの?』
真希は、そんな質問をしてくる。雅俊は、
「えっと、椅子持ってこようかな?」
と、キョロキョロしながら言う。
『見えるところにいたら、悠人君、緊張しちゃうんじゃないかな? そこに隠れちゃう?』
真希は、押し入れのふすまを指さす。元々和室だった部屋を改装した寝室なので、クローゼットではなく押し入れだ。雅俊は、ふすまを開けて中を確認する。すると、座るのにちょうど良い箱もある。雅俊は、ここで隠れてるねと告げた。

『うん。ちょっと、緊張しちゃうな……。雅くん、怒ってない?』
真希は、心配そうな顔で言う。雅俊は、何を? と、質問した。
『勝手に話進めちゃったでしょ。本当はイヤなんじゃないのかなって……』
真希は、心配そうに言う。雅俊は、すぐにそんなことはないと答える。実際に、彼のペニスは限界まで勃起している。
『ならよかった……。でも、イヤだと思ったら、すぐとめてね』
真希は、セクシーなランジェリー姿のまま言う。雅俊は、わかったと言いながらふすまを閉めた。そして、ふすまとふすまの間にわずかな隙間を作ると、そこから寝室を覗き始めた。

ベッドの上で、所在なさげにしている真希。不安そうな顔で、キョロキョロとしている。そして、時折ふすまの方を見る。でも、明暗差でふすまの中の雅俊の姿はまるで見えない。

すると、ドアがノックされた。ビクンと背筋を伸ばす真希。裏返った声で、
『ど、どうぞ!』
と、言う。すぐにドアが開いていき、腰にタオルを巻いた悠人が入ってきた。照れくさそうに入ってきた彼……。股間が、はっきりわかるくらいにテントを張っている。それを見て、真希は緊張した顔から一転、吹き出すように笑った。
『もう大きくなってるじゃん。気が早いよ』
真希は、すっかりと緊張がほぐれたようだ。雅俊は、逆に緊張が強くなっていた。
「ごめんなさい。なんか、小さくならなくて……。アレ? 先輩は?」
悠人は、寝室をキョロキョロと見回しながら言う。
『雅くん、コンビニだよ。プリン食べたくなっちゃったから、買いに行ってってお願いしたの』
真希は、突然そんなことを言い始めた。雅俊は、驚きながら覗き続ける。

「そ、そうなんですね。じゃあ、戻ってくるまで待ちますか?」
悠人は、どうしたら良いのかわからないという顔で言う。
『良いよ、始めちゃおうよ。それに、いない方が緊張しないでしょ?』
真希はそんなことを言う。
「良いんですか?」
悠人は、驚いたような顔で聞く。真希は、ベッドに寝転がりながら、
『良いよ。来て』
と、言った。覗いていた雅俊は、真希のその姿に信じられないくらいに興奮していた。

悠人は、緊張した顔でベッドに上がる。そして、真希の横に移動する。雅俊は、緊張した顔で成り行きを見ていた。すると、悠人はいきなりキスをした。唇を押しつけるだけのキス……。でも、真希は抵抗する様子もない。そのまま、唇を押しつけている悠人。動きはない。

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