前回の話

嫁がむかしAVに出ていて、ピンサロで働いていたことまでわかってしまったが、過去のことだと割り切ろうとしていた。でも、今でもデリヘルで働いていることがわかってしまい、私は途方に暮れてしまった。
嫁のデリヘルのプロフィールページには、アナルファックまで可能と書いてある。それだけではなく、ハメ撮り(顔は不可)とか、極太イクイクバイブ可とか、即尺可、ゴックン可と書いてある。と言うよりも、お店で設定しているオプションには、全て丸がついている……。

私は、嫁が風俗で働かなければならない理由が、どうしても思い当たらなかった。私は、どうするべきなのか考えながら、眠りについた。
『おはよ』
耳元でささやくように言う嫁。私は、どうしたのかな? と、不思議に思った。いつも、元気いっぱいに起こしてくるのが常だ。
『まだ寝てるから、今のうちしよ。この前は、お口だけだったでしょ? ごめんね』
ひそひそ話で言う彼女。照れている感じが、本当に可愛いと思った。嫁は、私のズボンとパンツを脱がせてくる。そして、朝立ちしたままのペニスをくわえてくれた。そのまま、ぎこちない感じで一生懸命にフェラチオしてくれるが、私はこれが演技だと知ってしまっている……。
本当の彼女は、すごくフェラチオが上手い。当然だと思う。仕事で不特定多数にしているので、上手になるに決まっている。
私は、嫁がこんな演技をしていたことに、今まで少しも気がつくことがなかった。

『カチカチだね。じゃあ、入れちゃうね。声我慢するね』
嫁はそう言って、私にまたがってきた。そして、そのまま騎乗位で入れてしまった。肉ヒダの絡みつく感触に、思わず声が漏れるが、
「コンドーム! つけてないよ!」
と、慌てて言った。
『大丈夫だよ。今日は、安全な日だもん。声出しちゃダメだよ~』
嫁は明るくそう言って、腰を動かし始めた。少しぎこちない感じで腰を振る彼女。あの動画の動きとはまるで違う。こんなにも徹底して演技をしていたのかと思うと、ちょっと怖いなと思ってしまう。でも、ぎこちない動きでも、生挿入のせいですごく気持ちいい。
私は、3分も保たずに限界が来てしまった。
『良いよ、そのまま出して良いよ。パパ、私もイッちゃう』
嫁は、とろけた声をあげる。でも、あの動画を見てしまっている私は、このあえぎ方も演技だとわかってしまう。それでも、私は彼女の中にたっぷりと射精をした。
『パパ、愛してる。じゃあ、シャワー浴びてくるね』
嫁は幸せそうな顔でそう言うと、シャワーを浴びに行った。私は、慌ただしく朝の準備を始め、家を出た。

たまたま盗み撮りの動画を見つけたばかりに、また悩むことが増えてしまった……。あの動画を販売していたサイトを調べても、あの1本以外は見つからない。私は、見つからないと言うことは、他には動画がないことだとホッとしながらも、逆に良く見つける事が出来たなと、我ながら感心してしまった。
考えてみれば、AVもこの動画も、普通ならまず目に入らないと思う。それなのに、2本とも見つけてしまった私は、ある意味では嫁と縁が強いと言うことなのかもしれない。

そんな風に、モヤモヤとした日々が続いた。離婚のことも考えるし、離婚しないまでも、風俗はやめさせるべきだと思ったりする。でも、踏み切れず行動出来ない私がいるし、なぜか興奮してしまう気持ちもある。

そんなある日、大学時代の友人と昼飯を食べた。まだ結婚していない独身貴族で、私よりもかなり若々しく見える。私は、迷いながらも今の状況を話してみた。
「はぁ? それって、普通は離婚する話だろ」
松田は、煮え切らない私に驚いたような顔で言う。私が、この状況でも嫁のことを嫌いになっていないし、出来れば風俗をやめさせて今まで通りに暮らしたいと告げると、
「お前って、昔からそうだよな。優しすぎるというか、お人好しというか……」
と、言われた。

そして、やめさせるにも、どうして風俗で働いているかわからないと対策しようがないと言われた。もっともな話だと思う。でも、正直に心当たりがないと説明した。
「そうか……。じゃあ、俺が入って調べようか? 嫁さん、俺の顔知らないだろ?」
松田のその言葉で、調べてもらうことが決まった。正直、友人に嫁を……というのは、複雑な心境だ。でも、赤の他人に任せるよりはマシという気もする。

そして、嫁の勤務するデリヘルのサイトで出勤日を調べ、明日の昼間に入ってもらうことになった。私は、言うか迷ったが、隠し撮りをして欲しいとお願いをした。
「マジか。でも、お前に見られるのはイヤだなぁ」
松田は、当然のごとく渋る。当たり前だと思う。でも、私はとにかく頭を下げた。
「わかったよ。上手く撮れるかわからんけど、やってみるよ」
松田は、そんな風に言ってくれた。基本、チャラい彼は、大学の時によく私を頼っていた。私がノートを貸したり代返をしなければ、留年していたはずだ。そんな義理もあり、松田は引き受けてくれたのだと思う。

次の日、夕方に松田と約束の場所で会うと、
「嫁さん、メチャクチャ可愛いのな。お前が羨ましいよ」
と、言って来た。同時に、SDカードも渡してきながら、
「上手く撮れたけど、内容はちょっとあれだぜ。嫁さん、金のために働いてないな。お前には悪いけど、ちょっと依存症かもな。ほら、なんだっけ、セックス依存症ってヤツ」
と、困ったような顔で言ってきた。私は、なんとなくそんな気はしていたが、あらためて言われてショックを受けていた。セックス依存症ならば、やめさせるのは難しいと思ったからだ。
お金のためなら、そのお金がいる理由さえ解決出来れば良かったはずだ。でも、セックスそのものが目的ならば、どうすればやめさせられるのか、見当もつかない。
松田は、口で説明してもニュアンスが伝わらないので、一度動画を見て欲しいと言った。その上で、あらためて対策を話し合おうと言うことになった。

私は、松田の言葉にショックを受けていた。セックス依存症? そんなものが本当にあるなんて、信じられない気持ちがある。でも、金目的でないという言葉には、少し安心した気持ちもある。少なくても、借金があるとか誰かに貢いでいるという事ではないみたいだ。

私は、とりあえずSDカードの中の動画を見ようと思った。でも、内容が内容なだけに、どこで見ようかと迷った。そして、たまに行く漫画喫茶に移動した。ここの個室ブースで、備え付けのPCで見ればいいと思ったからだ。

私は、はやる気持ちを抑えながら受付を済ませると、個室ブースに移動した。そして、動画ファイルの再生を開始した。場所は、どうやら松田の部屋ではなく、ラブホテルのようだ。ベッドの向こうに、ガラス張りの浴室が見えるからだ。さすがに、松田がそんな部屋に住んでいるとは思えないので間違いないと思う。

松田の姿だけしか見えないので、まだ嫁は来ていないようだ。そのまま、ヒマそうにスマホをいじる松田が写り続ける。少しすると、部屋の備え付けの電話が鳴った。
一瞬、ビクッと驚いた松田。電話を取ると、
「はい、はい。わかりました」
と、返事をする。そして、しばらくすると、ドアがノックされた。
松田がドアを開けると、嫁が入ってくる。どう見ても、やっぱり嫁だ。10年以上一緒にいる、幸子に間違いない。

『こんにちは~。初めまして! 私で良いですか?』
嫁は、ハイテンションで話しかける。松田が、お願いしますと答えると、嫁は部屋に入ってきた。
『お兄さん、イケメンですね。緊張しちゃうな~。デリヘルはよく使うんですか?』
嫁は、慣れた感じで会話を続ける。どこから見ても、立派なデリヘル嬢という感じだ。

「たまにかな? でも、今日はラッキーだよ。おねえさんみたいな可愛い子が来るなんて、メチャ上がる」
松田も、軽いノリで話をする。
『またまた~。お兄さん上手なんだから。でも、嬉しいからサービスしちゃうね!』
嫁はそう言って、ズボンの上から松田のペニスを掴んだ。
「おっ、いきなりですか」
『いきなりだよw お兄さん、おちんちん大きいね。ふふ。楽しみだ』
そう言って、松田のズボンを降ろしていく。そして、あっという間にパンツも脱がせると、ペニスをくわえてしまった。そのまま、頭を前後に振り始める嫁。シャワーも浴びていないのにいきなりフェラチオしてしまうなんて、信じられないものを見た気持ちだ。

「ちょっ、まだシャワー浴びてないよ」
慌てる松田。
『大丈夫。お兄さんの、良い匂いだよ』
嫁は、そんな事を言いながらフェラチオを続ける。これも、基本サービスの一つなのだろうか? 私は、もしそうなら、風俗嬢は凄いなと思ってしまう。初対面の男性のペニスを、洗いもせずにくわえるなんてあり得ないと思ってしまう。

「ヤバいな、おねえさん上手すぎるでしょ。溜まってるから、すぐ出ちゃうよ」
松田は、余裕のない声で言う。
『良いよ。お口に出して。お兄さんイケメンだから、飲んであげるね』
そう言って、嫁はフェラチオを激しくしていく。舌がカリ首に絡みつき、竿や睾丸を舌が這い回る。リズミカルで、慣れた動きだ。あらためて、嫁が風俗嬢なんだなと思い知る光景だ。
「あぁ、マジでヤバい。出そう。出ちゃうって」
松田は、少し焦っているような口調だ。さすがに、友人の嫁に口内射精はマズいと思っているのだろうか?

でも、嫁はさらに頭の振り方を加速していく。ほとんど、ヘッドバンギング状態だ。すると、松田は腰が引けたような格好になり、
「で、出るっ! うぅっ!」
と、嫁の口の中に射精を始めてしまった。
『ん~っ!』
嫁は、口の中にぶちまけられ、うめき声をあげる。でも、妙に嬉しそうなうめき声だ。

「ふぅ、ごめん、出しちゃった」
松田は、少し冷静になった感じで言う。
『謝らなくてもいいよ。いっぱい出してくれて、嬉しかった! ごちそうさま。美味しかったよ~』
嫁は、すぐにそんな事を言った。口の中は、空っぽになっているみたいだ。私は、嫁が松田のザーメンを飲んでしまったことに、強いショックと嫉妬を覚えた。

「えっ? 良いの? オプションつけてないけど」
『いいのいいの。イケメン割引よ』
嫁はそんな事を言う。そして、松田の手を握って浴室に引っ張っていく。
『早くシャワー浴びて、続きしようね』
そんな事を言う嫁。本当に、セックスがしたくて仕方ないみたいな感じに見える。

「いや、ちょっと休まないと……。連続は無理だよ」
松田は、少し引いている感じだ。
『大丈夫。私がちゃんと立たせてあげるから。時間いっぱいまで、たっぷり楽しもうね~』
そんな会話をしながら、二人は浴室に消えた。でも、ガラス張りなのですぐに二人の姿が現われる。

二人とも全裸で、すぐにシャワーを浴び始めた。嫁は、自分のおっぱいにボディソープを塗り広げ、そのまま松田の身体をおっぱいで洗っていく。人間スポンジみたいな感じで松田の身体を洗っている姿は、まるでソープ嬢のように見える。柔らかいおっぱいが、グネグネと複雑に形を変えながら松田のことを洗っていく。

姿は見えるが、会話は聞こえない。でも、時折嫁が笑っているのがわかる。何かしら、盛り上がっているみたいだ。私は、嫁が他の男と楽しそうに会話しているのを見て、嫉妬が渦を巻いて大きくなるのを感じていた。

そして、しばらく身体を洗うのが続くと、嫁はひざまずいて松田のペニスを口に含んだ。丁寧に舌で清めるような感じでフェラチオを続ける。でも、さすがにもう射精はしなかった。

二人は、全裸のまま戻ってきた。
『早くしようよ!』

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