前回の話

嫁は、ソファのクッションに顔を押しつけたままバックで犯され続けている。
『うぅ~っ! うぅっ! んうぅ~っ!』
クッションでは消音しきれない声が漏れ続ける。孝一は、嫁が必死で声を押し殺しているのに、パンッパンッと、肉がぶつかる小気味いい音を立てて腰を振り続けている。

『ダ、メ……イク、イクっ、イッちゃうぅ、うぅ~っ!』
嫁はクッションから顔を上げると、声を抑えるのも忘れたように声をあげる。
「俺も出るっす、このまま良いですか?」
余裕のない声で言う孝一。
『イ、イッてっ、もうダメぇ、イクっ! イクゥッ!』
嫁は、叫ぶように言う。そして、孝一もうめきながら射精をした。荒い呼吸の音だけが響く。私は、激しく勃起したままその様子を盗み見ていた。

「声デカすぎじゃないですか?」
孝一が、笑いながら言う。
『だって、激しいんだもん。頭真っ白になっちゃったよ』
嫁は、妙に可愛らしく言う。40歳という年齢を感じさせない、可愛らしい感じだ。浮気をして、気持ちまで若返っているのだろうか?

「じゃあ、帰りますね。また、土曜日しましょうね~」
『無理よ。怪しまれちゃうわ。またチャンスがあったらね』
そんな会話をするが二人。

そして、しばらく着替えをしたりしながら、世間話みたいなものをする二人。私は、やっぱり嫁は孝一と温泉に行ったんだなとショックを受けながらも、興奮が収まらない。

「じゃあ、また」
玄関の方で、孝一の声がする。
『ちょっと待って』
嫁が名残惜しそうに言う。しばらく静かになるが、
『またしたくなっちゃった……』
と、嫁が言った。
「千里さん、キスに弱すぎでしょ~」
孝一がからかうように言う。
『だって、孝一くん上手だから……』
「どうします? ここでしちゃいます?」
『う、うん。ここでする……』
「じゃあ、そこに手を突いて」
『うん』
「入れて欲しい?」
『いじわる。いいから早く』
焦れたように言う嫁。
「ダメダメ、ちゃんと言ってくれないと、帰っちゃいますよ」
孝一は、いじわるな口調で言う。
『もう……。早くおちんちん入れて』
嫁は、焦れているのと恥ずかしいのが入り混じったような口調で言う。
「ダメ~。ほら、この前みたいに言わないと」
『あ、あれは、酔ってたし……。ホント、いじわるだよね』
嫁は、少しすねたような口調で言う。
「じゃあ、帰りますね~」
『もう! わかったよ……。オマンコに、大っきなおチンポ入れて下さい』
恥ずかしそうに下品な言葉を口にする嫁。すると、すぐに、
『うぅあっ、ひぃうぅ……』
と、嫁のくぐもったうめき声が聞こえてきた。
「声、我慢して下さいね~」
ティッシュのように軽いノリで言う孝一。そこから、嫁のうめき声のようなものが響き続ける。声が出ないように、必死で抑え込んでいるような感じだ。
『んぅっ! うっ! うぅ~っ』
うめき続ける嫁。相当激しく責められているような感じだ。私は、我慢しきれずにズボンの上からペニスをまさぐり始めてしまった。嫁が他の男にハメられながら、声を必死で抑えている状況でするオナニーは、今までに経験したことのない感覚だった。
気持ちよさと嫉妬と焦りが入り混じるような感じだ。

『ダ、ダメぇ、そこ、あぁっ、声我慢できないぃ』
嫁が、興奮した声で言う。何をしているのだろう? 避妊はしているのだろうか? しているとは思えない……。

「出します、中に出します」
孝一が、興奮した口調で言う。
『ダ、ダメッ、中はダメぇ』
嫁は、慌てた口調で言う。でも、強い拒否の意思は感じられない。
「ダメです、もう出るっ、うぅっ!」
『ダメぇ~っ、うぅあぁ、熱いの出てる……』
私は、その言葉を聞いた途端、パンツの中で射精してしまった。ズボンの上からの刺激でも、驚くほどの快感だった……。

そして、しばらく二人の会話が続く。でも、小さな声で何を言っているのかほとんどわからない。時折笑い声が聞こえてきたりする。イチャイチャしている……そんな言葉がピッタリ来るような雰囲気だ。

そして、しばらくするとドアが開閉する音がして、話し声は完全に消えた。私は、パンツの中が気持ち悪いなと思いながらも、嫁が戻るのを待った。でも、足音も気配すらもしない。私は、そのまましばらく様子をうかがったが、どう考えても家の中にいない気がしてそっと立ち上がった。玄関に移動すると、ドアにカギはかかっていない。そして、ゴミ出しなんかに行くときに履くサンダルがない。

私は、二人で外に行ってしまったんだなと気がついた。もう、焦りの感情しかない……。私は、とりあえずトイレでパンツの中を綺麗にすると、パンツを着替えようか迷った。でも、いつ嫁が戻ってくるともわからないので、いったんテーブルに戻った。
そのまま、1時間経つが戻ってこない。私は、今頃何をしているのだろう? と、想像ばかりが膨らんでいく。

すると、唐突に玄関のドアが開く音がした。でも、なるべく音を立てないように、そっと開けている感じだ。慌てて突っ伏し、寝たフリを再開する私。すると、リビングのドアが開いて閉る気配がする。少しすると、かすかにシャワーの音が聞こえてきた。

私は、どうすればいいのだろう? そんな葛藤を感じながらも、寝たフリを続けていた。

『パパ、風邪引いちゃうよ。起きて』
嫁は、私の肩を軽く揺さぶりながら声をかけてきた。私は、戸惑いながらも寝ぼけて目が覚めたフリをした。
『ほら、シャワー浴びて寝ようよ。風邪引いちゃうよ』
嫁は、優しい声で言う。私は、寝ぼけた感じを装いながら、孝一はどうしたのか聞いた。
『もう、とっくに帰っちゃったよ。あきれてたわよ』
嫁は、よどみなく言う。私は、ウソをつかれたことにはもうショックは受けなかったが、何をしてきたのかはすごく気になっていた。外で、セックスの続きをしたのだろうか? でも、1時間程度で帰ってこられる場所なんて、心当たりがない。

私は、寝ぼけたフリをしながらシャワーを浴び、寝室に行った。嫁は、照明をつけたまま寝息を立てていた。そんなに疲れることをしてきたのだろうか? そんな、モヤモヤした気持ちが大きくなる。

私は、嫁のベッドに潜り込み、彼女に抱きついた。そして、強引にキスをすると、嫁は目を覚ました。
『どうしたの? 酔ってるの?』
嫁は、少し寝ぼけた口調だ。でも、嬉しそうな感じもする。私は、黙って彼女を抱きしめ、パジャマを脱がせていく。
『あん。パパ、ダメだよ、もう3時だよ。寝ようよ』
嫁は、そんなことを言う。でも、私は強引に彼女を全裸にして覆いかぶさっていった。まだほとんど愛撫をしていないのに、あっさりと入ってしまうペニス。たっぷりと濡れているような感じだ。
『うぅあぁ、パパ、ダメぇ、どうしたの? 興奮しすぎだよ』
嫁は、少し戸惑った感じだ。でも、私はガンガン腰を振る。嫁はすぐにあえぎ始めてくれるが、孝一としているときとは違って、余裕がある感じだ。

私は、一旦腰の動きを止めて、この前のセックスの時に話した、他人とのセックスのことを聞いた。私が許せば、他の男とセックスをしたいかという質問だ。
『許せばって、許せちゃうの? イヤじゃないの?』
嫁は、私の意図を探るような感じで聞いてくる。私は正直に、許せるし千里が他の男とセックスするのを見たいと答えた。

『……そうなんだ。本気なんだね。変態さんだ』
嫁は、始め少し動揺しながらも明るい口調で言った。
「今まで、他の男としたいって思ったことないの? 気になる相手とかいなかったの?」
私は、そんな質問をした。
『えっ? い、いるわけないでしょ。そんなのあるわけないよ』
嫁は、少し動揺しながら言う。私は、ウソが下手だなと思いながらも、
「本当は、浮気したことあったりして」
と、冗談めかして聞いた。
『……ごめんなさい。本当は、一人だけ……』
嫁は、申し訳なさそうな顔で告白を始めた。20歳の男の子にナンパされてセックスをしてしまったという話をする嫁。孝一に話したのとは微妙に内容は違うが、だいたい同じだ。
『怒ってる? 本当にごめんなさい』
嫁は、泣きそうな顔で謝る。でも、私のペニスはまだ繋がったままだ。

私が、本当なのかと聞くと、嫁はもう一度謝った。でも、次の瞬間、
『パパ、すごく固くなってるよ。興奮してるの? 私が浮気した話で、どうして興奮してるの? 怒らないの?』
と、小悪魔のような雰囲気で聞いてきた。私は、そんなことはないと否定した。でも、異常なほど興奮しているし、イキそうな感覚まで迫ってきている。
『でも、見たいんでしょ? それが望みなんでしょ? その男の子、いっぱい私のこと可愛がってくれたんだよ。若いから、何回も何回もしてくれて、私も夢中になっちゃったんだよ』
嫁は、そんなことを言う。私は、嫉妬に狂ったように腰を振った。頭の中は、若い男の子や孝一が嫁を狂わせている姿でいっぱいだ。
『あっ、あんっ、パパ、すごいっ、固いの、気持ちいいっ、もっとしてっ! あの子はもっと激しかったよ! 負けないでっ!』
嫁は、気持ちよさそうにあえぎながらも、そんな言葉をかけてくる。私は、さらに激しい嫉妬と興奮を感じながら腰を振り、あっけないほど簡単に果ててしまった……。

『パパ、興奮してたね。私が他の人とエッチするのって、そんなに興奮しちゃう?』
嫁は、イタズラっぽく聞いてくる。私は、男の子のことを聞いた。すると、
『ウソだよ。パパが興奮するかなぁって……。ごめんね』
と、言った。私は、混乱してしまった。どっちが本当なのだろう? 孝一に話したこともウソなのだろうか? 私は、わからなくなってしまった。でも、興奮していることは間違いない。
「千里は、してみたいって思ってる? 他の男とエッチしてみたい?」
私は、そんな質問をした。
『……うん。してみたい。パパがイヤじゃなければ、試してみたい』
嫁は、うわずった声で言った。そして、話し合いが始まった。誰にしようとかという話だ。
私が、孝一はどうだろうと聞くと、
『それはダメだよ。だって、会社の人でしょ? もしも他の人にバレちゃったら、大変だよ』
と、言う。そして、話し合いを続け、孝一が言っていたハプニングバーに行こうという話にまとまった。

次の日、会社で孝一に話を聞いた。
「えっ? 千里さんと行くんですか? マジですか?」
孝一は、かなり驚いている。でも、驚きすぎるのも怪しまれると感じたのか、ハプニングバーの説明を始めた。

「大丈夫ですか? 千里さん、他の男に抱かせても平気なんですか?」
孝一は、そんなことを聞いてくる。よく言えるなと思いながらも、
「孝一は平気なんだろ? 彼女抱かせてるんだろ?」
と、聞いた。孝一は、
「それはそうですけど……。後悔しませんか?」
と、言う。本当に残念そうだ。嫁に、本当に好意を持っているのだと思う。
そして、孝一のアドバイスを元にお店を選定し、嫁に話をした。

『えっ? 今日なの? 急すぎない?』
少し驚いている嫁。でも、イヤがっている感じはしない。私は、孝一とナイショで浮気をされるよりは、目の前でされた方がまだマシだという思いになっていたので、実行を急いでいた。もう、予約もしたと言うと、
『うん。わかった。じゃあ、すぐに準備するね』
と、嫁は身支度を始めた。普段から、メイクや髪のセットなんかにもそれほど時間がかからないので、15分くらいで準備はできてしまった。ベースが良いので、ちょっとメイクをしただけで本当に綺麗になるなと思う。

『お待たせしました。じゃあ、行きましょうか?』
嫁は、食事にでも行くような気軽な感じだ。私の方が緊張し始めているような気がする。そして、車を走らせて都心へ向かう。車の中で、それとなく孝一の話をした。ハプニングバーでいい人が見つからなかったら、孝一はどうだろう? と、あえてもう一度聞いてみた。
『パパはイヤじゃないの? 知ってる人でしょ。やめた方が良いと思うけど……』
少し歯切れの悪い嫁。やはり、罪悪感を感じているのかな? と、思った。私は、そうだねと言ってそれ以上は話を広げずにおいた。

『へぇ、こんな感じなんだね。なんか、秘密の場所って感じなんだね』
嫁は、普通のマンションの一室だとは思っていなかったようで、少し戸惑っている。確かに、看板も何もなく、ちょっと古いけど普通のマンションに見える。でも、よく見るとポストに会社の名前が書かれている部屋がチラホラあり、居住用に使っている部屋ばかりではない印象だ。

そして、オートロックのインターホンを鳴らし、予約の名前を言って開けてもらった。部屋の中は、リビングまでは普通のマンションという感じだったが、リビングに入るとカンターバーのようになっていた。まだ時間は早いが、意外なほど人がいて、カウンターには30代くらいのカップルが一組と若い単独男性が二人、若い女性が一人という状況だった。
それぞれが、カウンターの中のスタッフ二人と話をしている。私と嫁は、端に座って会員登録を始めた。
スタッフが女性なのも驚いたが、意外に若い客層に驚いた。すると、カップルの女性が、若い単独男性のところに移動した。そして、少し何か話した後、若い男性のズボンを降ろしてペニスを剥き出しにした。そのままフェラチオを始めてしまった女性。こんなにいきなり始まるものなのかと驚いていると、カップルの男性が立ち上がって二人に近づく。そして、興奮した顔で、女性がフェラチオしているのを間近で見つめている。

『あんな風に始まるんですね』
嫁が、スタッフに声をかける。すると、基本は横の個室ブースや隣のプレイスペースでする事が多いが、大勢に見られたくてここで始める人もいるとのことだ。

『こんばんは。初めてですか?』
単独の若い女性に声をかけられた。嫁は、初めてだと答えている。

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