前回の話

ミキは昌子ちゃんの彼氏さんの上にまたがりながら、僕に謝ってきました。でも、僕が我慢しきれずにオナニーを始めた途端、あきれたような顔になり、
『マジでオナるんだ。メンタル強すぎるだろ』
と、言います。僕は、そんな事を言われているのに、ペニスをしごく手を止める事が出来ませんでした。

『はぁ……。じゃあ、こっちはこっちで楽しむか』
ミキはあきれたように言うと、腰の動きを再開しました。コンドームも何もつけていない生のペニスが、ミキの膣に出入りするのが見えてしまっています。さっきの、コンドーム付きのセックスとは衝撃がまるで違います。
粘膜同士が直に触れ合う……。それは、恋人同士や夫婦でしか許されない事のはずです。
『あぁ、気持ち良い。ホント、反り方がヤバい……。うぅ、あっ、あっくぅ』
ミキは、あまり余裕のない声です。それでも、複雑な動きで腰を振り続けます。彼氏さんも、
「メチャクチャ気持ち良いっす。ミキさんの生膣、絡みついてきてヤバい」
と、あまり余裕のない感じで言います。僕は、ドキッとしてしまいました。中に出してしまわないか? さっき、彼は失敗しないので大丈夫と言いました。でも、ミキの膣は本当によく締まりますし、気持ち良いと思います。暴発してしまうのではないか? そんな心配でドキドキしてしまいます。
『ほら、サボってないで、アンタも動けよ』
ミキは、彼氏さんにそんな指示をしました。彼氏さんは、了解っすと返事をすると、腰を突き上げる動きを始めます。
『うぅ、あっ、あっんっ、上手いな。あぁ、気持ち良い。ヤバいかも』
ミキは、チラチラと僕を見ながらあえぎ声を漏らしています。さっきまでの申し訳なさそうな感じは消えていて、まるで挑発するような顔です。僕は、オナニーを続けながらミキがあえぐのを見ていました。

『先輩、本当に気持ち良さそう。ほら、イキそうになってるよ。メッチャ上唇嚙んでるもん』
いつの間にか僕の横に移動してきた昌子ちゃんが、そんな風に言います。僕は、さっきからミキがイキそうになってる事に気がついていました。
他人のペニスで、あっけなくイカされそうになっているミキ……。僕は、裏切られたような気持ちになっていました。でも、それ以上に興奮が大きく、すぐにでも射精してしまいそうです。

『あっ、ンッ、ウゥッ! それすごいよ、気持ち良い、あぁ、そこ凄いっ』
ミキは、とろけた顔でそんな事を言います。 僕は、ミキが感じないのではないかと思っていました。僕以外の男性相手では、感じない……。少しはそんな期待をしていました。でも、あっさりと否定されてしまいました。
よく、女性は心も伴わないと感じないと聞きます。好きでもない相手に入れられても、感じる事はない……。そんな事も聞く事があります。でも、ミキに関してはそんな事はないみたいです。

とろけた顔であえぎ続けるミキ。そして、彼氏さんはなまめかしい動きで腰を振り続けます。どんどん高まっていくミキ。すると、ミキは彼氏さんにしがみつくように抱きつき、自分からキスを始めました。
積極的に舌を使い、グチャグチャに彼氏さんの口の中をかき混ぜています。僕は、本気のキスをしているミキを見て、呼吸が苦しくなっていました。嫉妬や焦燥感や多少の怒り、そして、信じられないほどの興奮が僕の中でグルグル回っています。

昌子ちゃんが、興奮した声で、
『先輩、本気でキスしてる。なんか、妬けちゃうな』
と、小声で言いました。平気な振りをしていても、さすがに彼氏が他の女性とこんなイヤらしいキスをしているのを見たら、心が穏やかではないようです。

ミキと彼氏さんは、イヤらしいキスを続けながら、対面座位でのセックスを続けています。僕は、オナニーを続けながら、必死で射精を我慢していました。もう、少しでも気を抜いたらイッてしまいそうです。
ふと横を見ると、昌子ちゃんが興奮した顔で股間をまさぐっていました。彼氏が他の女性とセックスしているのを見ながら、オナニーをする……。昌子ちゃんも、かなり特殊な性癖を持っているようです。

しばらくそんな異常な状態が続きます。ミキは、紅潮した顔で荒い息遣いをしながら、キスを続けています。僕とも、こんなに長時間キスをした事はありません。僕は、嫉妬と興奮で涙まであふれそうでした。

『あっちゃん、もうダメ、我慢出来ない』
昌子ちゃんはそう言うと、僕の上にまたがってきました。アッと思う間もなく、対面座位で入れてしまった彼女……。僕は、彼女の絡みついてくる生膣の感触に、少し射精してしまいました。
『すごく固い。あっちゃんの、アイツより固いよ』
興奮した声で言う昌子ちゃん。すると、ミキと彼氏さんがキスをやめてこちらを見てきました。
『なんでやってるんだよ! そんなの、ダメに決まってるだろ!』
ミキが、血相を変えて怒鳴ります。彼氏さんも、動揺しているのがわかります。

『どうして? 二人ばっかりズルいじゃん。ほら、続けて続けて』
昌子ちゃんは、我関せずと言う顔で言います。
「コンドームつけないとダメじゃん」
彼氏さんが、そんな事を言います。すかさず昌子ちゃんが、
『はぁ? アンタだってつけてないでしょ。それに、あっちゃん少しだけ出しちゃったから、もう手遅れだよ』
昌子ちゃんは、そんな事を言います。僕は、少し漏れたのがバレた事に驚き、動揺してキョドってしまいました。

『なに中出ししてんだよ! もういい! こっちも勝手にするから!』
ミキが、キレた顔で言います。でも、少し涙目になっているのがわかり、僕は罪悪感で胸が痛みました。

ミキは彼氏さんを仰向けに寝かせると、まるでミキが男性になったように激しく腰を振り始めました。逆正常位というか、男女逆転した感じです。
「ヤバい、締めすぎですって。出ちゃうっす」
彼氏さんは、余裕のない声で言います。すると、ミキはさらに彼氏さんの乳首を舐めながら腰を振り続けます。身体を曲げて窮屈な体勢になりながら彼氏さんの乳首を舐めるミキ……。腰は激しく動かし続けたままです。

僕は、ミキの激しい女性上位のセックスを見て、もう限界でした。
「で、出ちゃう」
昌子ちゃんに、情けない声で訴えると、
『まだダメ。我慢して』
と、昌子ちゃんはうわずった声で言い、腰を動かし始めました。ミキの動きとは違い、ピストンではなくこすりつけるような動きです。僕がイキそうになっているので、そんな動きをしているのかもしれません。

でも、そんな動きでも僕は一気に射精感が高まってしまい、また少し精液を漏らしてしまいました。
『フフ。まだダメだよ。もっと楽しもうね』
昌子ちゃんはそう言って、僕にキスをしてきました。熱っぽい舌が僕の口の中に飛び込んできて、僕の舌をメチャクチャにかき混ぜます。

『キスはダメなのに』
悲しげなミキの声が聞こえてきました。慌ててミキの方を見ると、涙目で僕を見つめています。すると、彼氏さんがミキの事を抱きかかえるようにして体勢を入れ替え、正常位に移行してしまいました。
「ほら、集中して。もっと気持良くなっちゃおうよ」
彼氏さんはそんな風に言うと、ミキにキスをしました。そして、ミキの足を抱えるようにして腰を振り始めました。

ミキは、足を持ち上げられたような格好になっているので、かなり窮屈そうな格好です。そして、足を抱えられた事で、膣がかなり上を向いています。彼氏さんは、杭打ちするような勢いで腰を垂直に打ち下ろし続けています。
肉がぶつかる鈍い音と、ミキの甲高いあえぎ声が大きくなっていきます。

『凄いね。先輩、種付けされちゃうんじゃない? アレって、種付けプレスって言うんだって』
昌子ちゃんが、楽しそうに言います。僕は、ミキが種付けされてしまう事を想像して、酷く焦っていました。妊娠してしまう……。そう思えば思うほど、興奮が高まり、
「もうダメ、出る、出ちゃうよ」
と、声を漏らしました。すると、昌子ちゃんは腰の動きをピストンの動きに切り替え、
『良いよ、出して。種付けして』
と、興奮した声で言いました。僕は、情けない声を漏らしながら、昌子ちゃんの膣中に射精してしまいました……。
『ドクドクいってる。あっちゃん、出し過ぎだよ。溢れちゃう』
うわずった声で言う昌子ちゃん。快感のせいか、声が震えています。

「マジか……」
思わず声を漏らす彼氏さん。さすがに動揺しているようです。
『アンタも出しなよ。アイツより沢山、私の中に出して』
ミキは、僕の方を見もせずに言います。いつもサバサバしているミキが、嫉妬心丸出しでそんな事を言う姿を見て、僕は嬉しいと思ってしまいました。こんな状況で嬉しいというのもおかしいと思いますが、ミキの気持ちがわかって嬉しいと思ってしまいます。

「了解っす。たっぷり出しちゃいます」
彼氏さんはそう言うと、猛然と腰を振り始めました。長いストロークで、しかも高回転のピストン……。ミキは、
『あっ、あんっ、ダメ、激しいぃ、うぅあっ! あぁぁ~っ!』
と、のけ反るような格好であえぎ続けます。ピンと伸びた爪先、そして、シーツをギュッと握りしめる手。強烈な快感を感じているのが伝わってきます。
「よし、イクよっ、イクっ!」
スパートをかけながら彼氏さんが叫びます。ミキは、悲鳴のような声を上げっぱなしです。こんなにも我を忘れてあえいでしまうなんて、想像もしていませんでした。
実際、最初のコンドーム付きでのセックスは、ミキはさほど感じていない様子でした。でも、実際は必死で声を堪えていたのかもしれません。

そして、彼氏さんはいきなりペニスを抜きました。そして、自分でペニスをこすると、すぐに精液が勢いよく飛び出しました。それは、ミキの胸元を超えて、顔にまでかかってしまう勢いでした。僕は、中には出さないんだ……と、ホッとしていました。でも、彼氏さんはすぐにペニスをミキの生膣に入れてしまいました。

【続きは出典元で】