前回の話

私は、壁に耳を強く押し当てたまま嫁の声を聞き続けていた。
『あっ、あっ、すごいの、イボイボ当たってるの! 里奈の気持ち良いところにゴリゴリ来てるのぉ』
はっきりと聞こえてくる声は、間違いなく嫁のものだ。私が不注意でこの柳野という男をはねてしまったばかりに、まさかこんな事になるなんて想像もしていなかった。
聞こえてくる嫁の嬌声は、私としているときとは比べものにならないほど大きくとろけているように聞こえる。と言うよりも、女性がこんな声を出してあえぐなんて、AVビデオの中だけの話だと思っていた。
「おいおい、そんなに動いたら痛いって。まだ完全には治ってないんだぞ」
あきれたような声で言う柳野さん。これでは、まるで嫁が積極的にしているように聞こえてしまう。おそらく、嫁は柳野さんに無理矢理犯されてしまい、改造ペニスの快感に堕とされてしまったのだと思う。

私は、この状況で勃起している自分に驚きながらも、今まで感じたことのない興奮を味わっていた。もちろん、嫁の浮気の現場を押さえた事による怒りや焦りも感じている。でも、嫁が無理矢理犯されている状況ではないので、助けに行くのも違う気がする。
かといって、嫁の積極的な態度を聞くと、出ていって柳野さんに怒りをぶつけるのも違う気がする。私は、迷いに迷った挙げ句、オナニーを始めていた。ファスナーを降ろし、いきり立ったペニスを取り出ししごき始めると、しごくそばからイキそうな感覚に襲われる。
自分の嫁が他人とセックスしているのをオカズにするオナニーで、こんなにも高ぶってしまう理由がわからないと思いながらも、私はしごき続けた。

『ごめんなさい。でも、動かないと柳野さんも気持ち良くないでしょ? 我慢しなくちゃ』
おどけた声で言う嫁。嫁が他の男と親しげに会話をしているのを聞き、さらに興奮が増す。自分でも、理解できない状況だ。
「ホント、淫乱だな。旦那で我慢しとかないとダメだろ」
『我慢できるわけないでしょ? こんなの知っちゃったんだもん。もう、このおチンポじゃなきゃダメになっちゃったよ』
「それは悪いことしちゃったな。でも、オマエさんが誘ってきたんだからな。自業自得だぞ」
柳野さんは、そんな事を言い始める。私は、その言葉に驚いてしまった。
『そうでしたっけ? 柳野さんが押し倒してきたんじゃなかったでしたっけ?』
嫁は、うわずり気味の声で言う。
「なに言ってるんだよ。チンポ洗いますって言って触ってきただろ?」
『ふふ。だって、綺麗にしなきゃダメでしょ?』
「そんなところまで洗ってくれなんて、言ってなかっただろ?」
『そうでしたっけ? でも、洗ってる最中に、大っきくさせたのは柳野さんですよ』
嫁は、妙に色っぽい声になっている。
「あんな洗い方されたら、インポ野郎でも勃起するだろ」
柳野さんは、笑いながら言う。一体、どんな洗い方をしたのだろう?
『ふふ。私は洗ってただけですよ〜。柳野さんに、無理矢理犯されちゃった』
言っている内容とは裏腹に、嫁は楽しそうに言う。私は、どちらが本当なのか気になってしかたない。でも、どちらがきっかけを作ったにせよ、嫁が柳野さんのペニスに夢中になっているのは間違いない気がする。

「シリコンボール入りのチンポは、そんなに気持ち良かったのか?」
柳野さんは、話を変えた。私は、オナニーをしながら聞いていたが、もうイキそうになっている。それでも、なんとかイクのを紛らせながら話を聞き続けていた。
『うん。ビックリしちゃった。痛そうだなって思ってたのに、入って来た瞬間、すぐにイっちゃったから』
嫁は、恥ずかしそうに言う。
「いや、確かに痛いって言う女も多いぞ。でも、ハマる女はとことんハマるみたいだな」
柳野さんは、そんな説明をする。
『じゃあ、私はハマっちゃったんだね。今も、イキっ放しだもん。こんな気持ち良いセックス、本当にあるんだね。パパとじゃ、絶対に気がつかなかったと思うよ』
嫁は、私と比べるようなことを言う。さっきから、そんな事ばかり言っている。私は、劣等感で情けないやら申し訳ないやら、何とも言えない心情だ。

「旦那とはしてないんだろ? 良いのか? 浮気されちゃうぞ」
『別にいいよ。私だってしてるんだし。でも、相手いるのかな?』
「そりゃ、いるだろ。会社に女の子もいるんじゃないのか?」
『うん。でも、あんなおちんちんじゃ、満足させられないんじゃないかな?』
「ひどいな」
『ひどいのは柳野さんもでしょ? 人妻のアソコの毛剃っちゃうなんて、ひどすぎるでしょ』
「ハハ。それもそうだな。でも、バレてないのか?」
『うん。だって、セックスしてないから』
「子作り中じゃなかったっけ?」
『そうだよ。色々と言い訳して逃げてるんだよ。大変なんだから』
「わるいわるい」
『ダメ。満足させてくれなきゃ、許さないからね〜』
甘えた声で言う嫁。私以外の男性に、こんな媚びた口調で話をするなんて、悪夢としか言いようがない。でも、私はもうほとんど限界だ。オナニーの手を緩めてみても、射精感が抑えきれない。

「よし、じゃあ、ケツ向けろ。ヒィヒィ言わせてやるよ」
『はぁ〜い。いっぱい可愛がってください』
本当に可愛らしい口調で言う嫁……。私は、まだ信じられない気持ちだ。

『うぅっ、フゥ、あぁ、深いよぉ』
嫁は、一気にとろけた声に変わる。さっきまでの会話と違い、一気に余裕がなくなった感じだ。
「本当に良いおまんこだな。キツキツだし、肉ヒダも絡みついてくるぞ」
柳野さんが、そんな風に嫁を褒める。
『ホントですか? 気持ち良いですか? 私のおまんこ、気に入ってくれましたか?』
嫁は、嬉しそうに言う。これではまるで、柳野さんに惚れているようにしか思えない。私は、ただの浮気ではなく、嫁の心まで奪われてしまうのではないかと不安になってきた。でも、嫁の心まで奪われるのではないかと思った瞬間、私は驚くほどの快感とともに射精してしまった……。
うめき声が出そうになるのを必死で抑えながら、床をザーメンまみれにしていた。

「あぁ、気に入ったよ。今までで一番名器だな」
『嬉しい。もっと感じてください。思いっきり締めますね』
嬉しそうに言う嫁。私は、射精して冷静になったあとでも、壁に耳を押しつけて二人のセックスを聞き続けていた。
「おぉ、すごいな。これならすぐ出ちゃうぞ」
『良いですよ。柳野さんの好きなところに出してください』
うわずった声で答える嫁。すると、肉と肉がぶつかるような音が響き始めた。
『あっ、あぁっんっ、凄いぃっ! 気持ち良いっ! もっと! うぅあっ! もっとしてっ! おチンポ良いっ! おチンポ凄いのっぉっ!』
嫁は、気持ちよさそうにあえぎ始める。私とするセックスでは、絶対に言わないような卑猥な言葉も漏らしている。私は、イッたばかりの自分のペニスがまだガチガチなことに驚いていた。

「ほら、もっと狂え! 淫乱! 浮気チンポでイキ狂え!」
柳野さんが、言葉責めのように声をかけ続ける。
『イクッ! 浮気チンポでイッちゃうっ! パパのより気持ち良いっ! 全然違うのっ! 柳野さん、もっとしてっ! 本物のセックスもっと教えて下さいぃっ!』
嫁は、そんな事まで言っている。私とのセックスは、本物ではないと言うことなのだろうか? 私は、声だけではなく、二人の姿を見たいと思い始めていた。壁中を探すが、さすがに穴は開いていない。私は、二人のセックスを妄想しながら、またペニスをしごき始めた。

「旦那に悪いって思わないのか? この淫乱が!」
『お、思ってるっ。でも、ダメなの、このおチンポ凄いのっ! 全然違うのっ! うぅあぁっ! イッちゃうっ! イクッ! イクッ! イクぅ〜ッ!』
嫁は、ほとんど絶叫状態だ。私は、女性をこんなに感じさせることが出来る柳野さんに、畏れを抱いていた。私では、どうやってもこんな事は無理だと思う。
「よし、イクぞ、どこに欲しい!?」
柳野さんも、興奮した声で言う。私は、心臓が壊れてしまうのではないかと思うほどドキドキしていた。まさか、中に出されてしまう? でも、私は二人を止めるどころかオナニーの手をさらに激しくしていた。
『な、中っ! そのまま出してっ! 欲しいのっ! 柳野さんのせーし、いっぱい出してぇっ!』
嫁は、あっけないほど簡単にそんな事を言ってしまった。私は、膝が震えだしていた。

「イクぞっ! 孕めっ! 浮気種で妊娠しろっ!」
柳野さんは、興奮した声で叫んだ。
『うぅあぁ、孕んじゃうぅ、パパ、ごめんなさいっ! イクッ! うあぁああっぁっ! イックゥッ!!』
嫁は、私に詫びながら果ててしまった。
「うぅっ、イクッ」
柳野さんは、短くうめくように言う。すると、嫁はあえぎ声とも悲鳴ともつかないような言葉を叫び、静かになった。

「いいのか? 中にたっぷり出したぞ」
『う〜ん。良くはないよね。でも、すごく良かったです』
甘えた声で言う嫁。中に注がれておきながら、慌てた様子もない。
「妊娠しても、責任取れないぞ」
柳野さんは、突き放す感じではなく、おどけたような口調で言う。
『わかってます。ちゃんと、パパともしますから安心してくださいね。柳野さんって、血液型なんでしたっけ?』
「B型だよ」
『やっぱり。そうだと思った。でも、それなら安心です』
「女は怖いな」
『そうですよ。こんなおチンポ知っちゃったら、何でもしちゃいます』
嫁は、甘えた声で言う。私は、ペニスをしごく手を止め、ドキドキしていた。そして、これからどうすればいいのか考えた。もちろん、この浮気を止める必要があると思う。でも、嫁はやめられるのだろうか? もしかして、切られるのは私の方ではないのか? そんな不安がよぎる。

「旦那と別れるとか言い出すなよ」
『言わないですよ。だって、別れちゃったら、柳野さん私の事興味なくなるでしょ? 柳野さんは、人妻の私が好きなんですもんね』
「はは。よくわかってるじゃないか。よし、じゃあ、人妻の里奈さん、綺麗にしてくれるか?」
柳野さんは、芝居がかった言い方をする。
『はい。浮気チンポ、綺麗にしますね』
嫁も、楽しそうに言う。

『ホントすごい……。また欲しくなっちゃう』
時折そんな事を口走る嫁。私は、セックスの後にフェラチオをしてもらったことはない。
「本当に淫乱な奥様だな。良いぞ、好きにしろ」
『はい。じゃあ、おかわりしちゃいますね』
嫁は嬉しそうに言う。
『うぅあぁ、ホントにすごいの。おチンポ奥に当たってるの。イボイボがゴリゴリこすれてるのぉ』
嫁は、はしたない言葉を口走りながらあえぎ始めた。ギシギシと床がきしむ音と、揺れるような振動も感じる。私は、狂ったようにペニスをしごき、あっけなく射精してしまった……。

そして、嫁のあえぎ声が聞こえてくる中、そっと部屋を出た。そのまま仕事に戻った私は、どうしたらいいのか自問自答し続けていた。でも、離婚するという選択肢はどうしても考えられない。私は、覚悟を決めて後日柳野さんと話し合おうと決めた。

心ここにあらずのような状態のまま仕事を続け、帰宅する私。
『おかえりなさ〜い。お疲れ様!』
嫁の元気な声に迎えられる。私は、複雑な心境だった。でも、なんとかいつも通りに嫁と接した。

「今日は早かったね」
私がそんな事を言うと、
『うん。最近人が増えたからね。シフトが楽になったんだ』
と、笑顔で言う。今日は、仕事ではなく柳野さんとセックスをしていたのに、そんな事はおくびにも出さない。私は、平気でウソをつく嫁に怖くなってしまった。昔から、女性のウソは見破れないと言う。こういう事なんだなと思い知った。

たわいもない会話を続けながら、夕食を始める。嫁は、本当にいつも通りの嫁だ。昼間に、あんな浮気セックスをしていたとは思えない位、まったくいつも通りの嫁だ。

そして、風呂に入って寝室に行き、ベッドに潜り込む私。なんとなくテレビを見ていると、嫁が入ってきた。嫁は、今まで見たことがないような、セクシーなランジェリー姿で入ってきた。黒の総レースのブラジャーにショーツ、そして、ガーターベルトにストッキングという、洋物のAVで見るような、コールガールスタイルだ。私は、驚きながらも興奮していた。
「ど、どうしたの? すごい格好だね」
私は、そんな質問をした。嫁は、恥ずかしそうにモジモジしながら、
『変かな?』
と聞いてきた。私は、変ではないと答える。すると、嫁は私に近づいてきてベッドの上に乗ってきた。
『興奮する? パパが興奮するかなって……』
モジモジしながら言う嫁。私は、すごく興奮してると答えた。
『良かった。最近、身体が弛んできちゃったから、これくらいしないと興奮してもらえないかなぁって……』

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